◆第2回中京2歳S・G3(8月30日、中京競馬場・芝1400メートル)追い切り=8月26日、栗東トレセン

 重心の低いフォームでバランスよく駆け抜けた。ビスケットサンド(牝2歳、栗東・佐藤悠太厩舎、父マインドユアビスケッツ)はCWコースで内からビクスバイト(3歳未勝利)を2馬身追走。

リズムを重視するように手綱が動かされることはほとんどなかったが、フットワークは自然と弾む。ラスト1ハロンでスッと加速すると、6ハロン84秒6―11秒7で馬体がぴたりと合ったまま、ゴール板を駆け抜けた。

 「予定通りの時計。今日は整える程度でした」と佐藤悠調教師。1週前には北海道を主戦場にする北村友一騎手が駆けつけ、同コースで6ハロン81秒8―11秒5と負荷もかけている。「先週の追い切りでメンタルが冷静だった。先週で1段上がっている雰囲気が感じられました」と開業2年目で38歳の若きトレーナー。現2歳世代は2位タイの4勝と後押しする勢いもある。

 初戦は好スタートから脚をためる形で折り合い、中団からの差し切り。2、3、4、6着馬がのちに勝ち上がる好メンバーの一戦で快勝した。「勉強をしながら、そのなかで勝てたのが大きかった。デビュー時よりも軽さが出てきたので、スピード勝負にも対応はできると思います」とトレーナー。

高いセンスに磨きをかけ、初のタイトルを狙いにいく。(山本 武志)

編集部おすすめ