◆ストロングスタイルプロレス「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.40 THE FIRST TIGER MASK 45th Anniversary Year」(27日、後楽園ホール)

 初代タイガーマスクの佐山サトル(68)が主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は27日、後楽園ホールで「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.40 THE FIRST TIGER MASK 45th Anniversary Year」を開催した。

 第5試合前に初代タイガーがリングに登場しファンへあいさつを行った。

今年はタイガーマスクが誕生して45年。初代虎は「今から45年前、かけがえのない恩人である新間寿の秘蔵っ子として、かけがえのない恩師、アントニオ猪木の弟子として、かけがえのない恩師、梶原一騎先生の期待を背負って、あっという間にイギリスから日本に来て、あっという間にマスクをかぶって、あっという間にマントをつけて、あっという間にリングに入って、あっという間にダイナマイト・キッドと試合をして…それから私の人生の歯車は大きく動き始めました」と振り返ると客席から大きな拍手が起きた。さらに「45年たった今もこうして皆さんの応援をいただいていることに僕は本当に幸せです」とファンに感謝するとホールは大きな「タイガーコール」に包まれた。

 わずか2年4か月のタイガーマスク時代を「あの時のインパクトがいかに大きかったのか…僕はその術を知りません。やっている本人には一生懸命で。アントニオ猪木のため、新間寿のため、新日本プロレスのため…と思って全国を怒とうのように駆け巡っていました。その時、浴びたみなさんの熱い声援。それは今でも僕の心の中に残っています」と明かした。

 そして、小林邦昭さん、キッドさん、ブラックタイガーらとの激闘を振り返り「今、後輩たちに受け継いでもらって、気迫と面白さを届けようとする…そういうリングでありたいと思います」と掲げ「みなさん、遠慮なく面白い試合は面白い、悪い試合は悪い…言っていただければ改善する余地があります。私たちは私の全盛期の試合のような試合をみなさんにお届けしたいのです」と誓った。

 セレモニーでは新日本プロレスの7・7後楽園ホール大会で引退した愛弟子の4代目タイガーマスクがリングインし花束を贈呈した。花束を受け取った初代虎は一瞬、ファイティングポーズを取ろうとすると館内は大きなどよめきに包まれた。

セレモニー後にタイガーは、4代目と向かい合った時に「サマーソルトをやろうと思って。塩持ってこいっていったんです」と明かし、「夏の塩だからサマーソルトと…通じなかったです」と笑わせた。

 メニエール病、パーキンソン病と闘病生活を送る初代虎。この日はリングインする際、久々に花道を車椅子を使って登場したが、これは病の影響ではなく4日前に「タクシー下りるときに転んじゃいまして。垣根をつかもうとしたら、垣根がなくて草だけつかんで。そのまま倒れて膝を打って。あと一週間ぐらい動けない打撲を負って。それで久々に車椅子になりました。心配いらないです」と明かした。

 負傷した左膝は「昔、ムーンサルトで膝を痛めたことがあるんですけど、試合を休んだことがあるんですけど。そこと同じとこです。昔の傷を思い出しました」と振り返った。

治療は都内で治療院を運営する義弟が電気治療、湿布、テーピングを巻いて処置したことを明かし「心配いらないです」と大事に至っていないことを強調していた。

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