現役最年長46歳のヤクルト・石川雅規投手が今季限りで現役引退することが2日、分かった。167センチの体で通算188勝を積み上げてきた。

新人だった2002年から昨季まで24年連続勝利は、プロ野球史上初の快挙だったが、通算200勝の大台には届かなかった。

 24年連続勝利は、工藤公康山本昌三浦大輔の23年連続を抜いてプロ野球最長だった。西武など4球団でプレーした工藤は通算224勝、中日一筋の山本昌は219勝、同じく当時・大洋から一筋の三浦は172勝で現役生活を終えた。

 現役選手の通算成績では、日米208勝のダルビッシュ有(パドレス)、同203勝の田中将大(巨人)がいるが、NPB通算では岸孝之(楽天)が174勝、涌井(中日)が170勝で続く。

 石川は2009、10、15年の13勝が自己最多。昨季までの3年間は2勝、1勝、2勝という成績だった。24年の1勝は、6月2日の楽天戦で5回降雨コールドで完封勝利だった。44歳4か月での完封は、10年9月4日巨人戦の山本昌の45歳0か月に次ぐ2番目の年長完封だった。

 その他、今年8月27日の巨人戦(神宮)に先発し、25年連続の1軍登板。25年以上の連続登板は、29年連続の工藤を最多に4人目だったが、25年連続先発は85~09年の工藤に並ぶプロ野球タイだった。また、今年は巨人戦で194敗目を喫した。新人から25年連続の敗戦は史上初だった。

 さまざまな連続記録を塗り替えてきた小さな大投手が、ユニホームを脱ぐ。

編集部おすすめ