過去最多、プレミアリーグ日本人選手10人所属はなぜ起きた? ...の画像はこちら >>

イプスウィッチの前田 photo/Getty Images

前田はさっそくプレミアデビュー

26-27シーズンのプレミアリーグが開幕した。

今季のプレミアには多くの日本人選手が在籍しており、8月27日時点で10選手がイングランドのトップリーグに籍を置いている。



これは過去最多であり、ロンドンを本拠地とするクリスタル・パレスには鎌田大地、冨安健洋と2人の日本人選手が在籍している。ともに主力であり、パレスは今季ELに出場するため、出番も多くなるだろう。

これまではブンデスリーガのあるドイツに日本人選手が集まることが多かったが、そのトレンドがイングランドにも流れてきた。

『RTL TODAY』は今回のイングランドでの日本人選手トレンドに注目。各クラブが日本人選手を獲得する理由について、「リスクが低い点」に魅力を感じていると分析した。

近年、プレミアリーグのクラブが支払う移籍金はインフレが起きており、マンチェスター・シティがノッティンガム・フォレストからエリオット・アンダーソンを獲得したことで、英国人の移籍金記録を更新したが、その直後にチェルシーがアストン・ヴィラからモーガン・ロジャーズを獲得してその金額を早々に塗り替えてしまった。

これはトップだけでなく、中堅、下位クラブにも起きている現象だ。正式な発表はまだだが、フォレストがチェルシーのリアム・デラップ獲得で合意しており、その移籍金は総額5000万ポンド。昨季のリーグ戦では1ゴールしか挙げていないストライカーに100億円超えの値段が付いた。

そのインフレがあるにも関わらず、日本人選手は安い。前述の鎌田と冨安は移籍金ゼロ、ハル・シティに移籍した守田英正もフリーでの加入となった。

今夏加入し、移籍金が発生したのはイプスウィッチの前田大然とアストン・ヴィラの鈴木彩艶だが、前者は1000万ポンド、後者は3000万ポンド。
鈴木はユヴェントス、パリ・サンジェルマンと複数のクラブが獲得を目指していた中での金額であり、鈴木の24歳の年齢を考えると、市場価値と大きく乖離した数字ではないといえる。

『CAA Base』で代理人を務めるジョエル・パニック氏は今夏のトレンドについて、「日本人選手が過去に新チームへの適応や規律面で問題を生じさせた例は少なく、こういった積み重ねが各チームが感じていた未知への恐怖を取り除いた」と分析している。

現在イングランドのトップリーグだけでなく、その1つ下となる英2部チャンピオンシップでプレイしている日本人選手も多く、彼らは今後数年でブライトンの三笘薫やリヴァプールの遠藤航らに続く存在となるのだろうか。

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