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いちばん「肉」な食材はどれだ? 選手権

目隠しして食べ、いちばん「肉」な食材を選択。夫婦のへんなプレイじゃありません。

脂がのった魚やギッシリ肉厚なキノコなどに出合うと、つい、
「これだけ美味いなら、もう、いっそ"肉"と呼んだほうがいいのではないか」
と思ってしまう。
美味いもの=肉という発想自体、ずいぶんビンボくさくて恐縮だが、一般にいちばん「肉みたい」と思われているマグロだけでなく、他にも「肉っぽいもの」はけっこうある気がするのだ。それを見つけたら、食卓がいつでもゴージャスになる可能性も高い。そこで、偏見をとっぱらうため、目隠しをして食べ、いちばん「肉」な食材を選ぶことにした。

エントリーしたのは、日ごろから私が「肉」な可能性があると睨んでいるキノコ類の「まいたけ」「シイタケ」「エリンギ」、ダークホースの「豆腐」。本命の魚系から「マグロの赤身」と「メカジキ」だ。魚のすり身やレンコン、山芋などをすりおろして揚げても、良い戦いをしてくれそうだが、ここは「素材力」だけの勝負としたいので、対象外に。
調理法は公平を期すべく、たっぷりめの油で焼いて、ステーキソースをかけるだけに統一した。

ジャッジは私とダンナの2名、評価は「◎=肉に認定、○=ほぼ肉、△=あまり肉でない、×=まったく肉でない」の4段階にした。

まず、トップバッターのまいたけは両者「○」。「良くも悪くも、歯ごたえが邪魔をする」がダンナのコメントであった。
続いて、シイタケはダンナが「△」。「シイタケ独特のニオイ」が減点理由だそうだが、私はニオイの強さを吹き飛ばす力強いジューシーな肉厚感、トロトロ感に底知れぬ可能性を感じた。将来への期待も込めて、「◎」。
エリンギは、私が「○」で、ダンナ「△」。「肉じゃなくて、アワビを目指せ」と、ダンナは転職によって化ける可能性を示唆した。

次の「豆腐」は、両者とも「○」。評価ポイントはなんといってもカリカリに焼いた表面だが、お好み焼きにのった豚肉に似ていると言うと、「この中のトロトロ感は、豚の脂肪だね」とダンナも言ったから、今日は豆腐の「豚肉記念日」(古っ!)。
そして、大本命のマグロ。口惜しいが、予想通り両者「◎」である。特に、火が通りきっていないレアな部分は、より赤身のステーキ感が高まる。文句なしに、やっぱり「肉」だった。
最後に試したメカジキ。マグロとカジキって、似ている気がしていたのに、意外なことに両者「×」に。魚くささが際立ち、魚以外の何者でもないという惨憺たる結果に終わった。

結局、完全に「肉」と認定されたのはマグロだけと、残念な結論ではあるが、豆腐=豚肉、エリンギ=アワビ、そして、しいたけの今後の「肉」への将来性も含め、有望な新人が発掘されたともいえる。
食欲の秋、低カロリーで「肉」なこれらの素材は、食卓の強い味方になるはず。ついでに、自分だけの「肉なアイツ」を探してみるのもオススメです。
(田幸和歌子)

2005年10月21日 00時00分

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