写真を撮るとき、どうしても気になるのは手ブレ。それを意識して緊張するあまり、かえって手が震えてしまってブレが酷くなったりして。
その形、機能からして従来のカメラ機材用語では何とも表現しがたいアイテム『SteadePod』(米国製、ベルボン販売)。強いて言えばワイヤー式の一脚というところ。ご存知のように一脚とは、文字通り一本の脚でカメラを支え、固定することで手ブレを防ぐ機材。ところが、『SteadePod』はその脚が伸縮するワイヤーなのだ。
まず、カメラ底部の三脚ネジ穴に同製品を取り付け、本体からワイヤを引き出す。その先を自分の足で踏みつけて、ワイヤーとカメラがピンとなるまで引っ張る。これによって、カメラが安定して手ブレを軽減できるというわけ。また、本体横にあるロック、アジャスト/リトラック、エクステンドの各レバー操作で、固定、ワイヤー出し/自動巻取り、引き伸ばしを行う。
この固定の仕方、ネックストラップで似たようなことが以前から行われている。つまり、ネックストラップを首にかけた状態でカメラを引っ張って固定するのだ。
で、『SteadePod』に話を戻すと、一眼レフカメラ、コンパクトデジカメ、縦位置、横位置問わず使用可能だが、今回はズームができるコンパクトデジカメで試しに使ってみた。
望遠側にして、ISO感度100に設定、屋外の撮影だったが、やはり「手ブレ注意」の表示がモニター上に表示された。このような場合、ブレにくい広角側にするか、感度を上げるべきなのだが、『SteadePod』の性能を試すべく、あえてそのまま撮影した。出来上がりの写真をチェックしてみたが、手ブレが発生していないことが確認できた。ワイヤーで引っ張ることがカメラの安定に寄与することを証明したわけだ。
ついでに、『SteadePod』のその他の使い方を紹介しよう。同製品のカメラ装着部を曲げると、カメラをテーブルの上などに立たせることができる。セルフタイマー撮影のときに便利であろう。
手ブレが気になるカメラユーザーさん、自分の撮影スタイルに合った手ブレ防止アイテムを探してみては。
(羽石竜示)
でも、三脚は重たくてかさばるので使いたくない。そんな人にお勧めなのが、三脚でも一脚でもないユニークなアイテムだ。
その形、機能からして従来のカメラ機材用語では何とも表現しがたいアイテム『SteadePod』(米国製、ベルボン販売)。強いて言えばワイヤー式の一脚というところ。ご存知のように一脚とは、文字通り一本の脚でカメラを支え、固定することで手ブレを防ぐ機材。ところが、『SteadePod』はその脚が伸縮するワイヤーなのだ。
まず、カメラ底部の三脚ネジ穴に同製品を取り付け、本体からワイヤを引き出す。その先を自分の足で踏みつけて、ワイヤーとカメラがピンとなるまで引っ張る。これによって、カメラが安定して手ブレを軽減できるというわけ。また、本体横にあるロック、アジャスト/リトラック、エクステンドの各レバー操作で、固定、ワイヤー出し/自動巻取り、引き伸ばしを行う。
この固定の仕方、ネックストラップで似たようなことが以前から行われている。つまり、ネックストラップを首にかけた状態でカメラを引っ張って固定するのだ。
光学ファインダーを覗くことがないマイクロ一眼タイプのカメラなどでとくに有効。しかし、このやり方、やり過ぎると首が痛くなる。なので、筆者としてはあまりお勧めできない。
で、『SteadePod』に話を戻すと、一眼レフカメラ、コンパクトデジカメ、縦位置、横位置問わず使用可能だが、今回はズームができるコンパクトデジカメで試しに使ってみた。
望遠側にして、ISO感度100に設定、屋外の撮影だったが、やはり「手ブレ注意」の表示がモニター上に表示された。このような場合、ブレにくい広角側にするか、感度を上げるべきなのだが、『SteadePod』の性能を試すべく、あえてそのまま撮影した。出来上がりの写真をチェックしてみたが、手ブレが発生していないことが確認できた。ワイヤーで引っ張ることがカメラの安定に寄与することを証明したわけだ。
ついでに、『SteadePod』のその他の使い方を紹介しよう。同製品のカメラ装着部を曲げると、カメラをテーブルの上などに立たせることができる。セルフタイマー撮影のときに便利であろう。
手ブレが気になるカメラユーザーさん、自分の撮影スタイルに合った手ブレ防止アイテムを探してみては。
(羽石竜示)
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