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「急な右腹の痛み」……これって虫垂炎?

ライター情報:田幸和歌子

意外と診断の難しい「盲腸(虫垂炎)」。注意が必要な病気です。

急激な右下腹部の痛みに、「もしかして盲腸?」と不安に思ったことはないだろうか。

かつて「盲腸(炎)」と呼ばれていた「虫垂炎(急性虫垂炎)」。
盲腸の先の突起部分「虫垂」が炎症を起こしたものだが、急な痛みで「盲腸?」と疑い、全く違っていた……という経験をしたことのある人は多いもの。

では、本当の虫垂炎って、どう違うのか。
独立行政法人まつもと医療センター松本病院外科・救急医療部長の小池祥一郎医師に聞いた。

「『急に右の下っ腹が痛くなった』と言って受診する人は多いですが、『急に痛くなった』という人のは、たいてい違います。虫垂炎は炎症なので、数時間から数日かかかるのが一般的で、痛みの前に様々な前駆症状があるものなんですよ」
なんと、自分で「盲腸?」と診断する人はほぼ100%(!)と違うそうだ。

炎症の程度によっても違うが、前駆症状としては、以下のような症状が見られる。

・風邪っぽい
・みぞおちあたりが痛いとか、モヤモヤする
・食欲がない(おなかが張る、吐き気がする)
・微熱(子どもの場合は、38~39度の高熱になることも)

「虫垂炎の診断は診察と血液検査だけでは難しく、個人のクリニック・医院ではCTなどの検査ができないため、『虫垂炎の可能性がある』と診断されたものでも、実際に虫垂炎である場合は半数ぐらいですね」
なかには、家族などが虫垂炎を経験していて、経過を間近で見ていたことから自分でわかる人もいるそうだが、その前に医師には「風邪」「胃腸炎」と言われて帰されているケースもあるのだそうだ。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2011年3月28日 10時00分

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    前日からおなかがずーんと重痛い感じだったので盲腸?と、総合病院に行ったら虫垂炎で即手術でした。あたることもありますね(笑)

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