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糸電話が楽器に!世界でたったひとつの楽器「ストリングラフィ」とは?

2017年10月4日 08時00分 ライター情報:西門香央里


糸電話といえば、2つの紙コップの間に糸を張って会話をする簡易電話。小さい頃に遊んだ記憶はありませんか?実はこの糸電話を使った楽器があるんです。

「糸電話が楽器に?」
と思うかもしれません。実際に筆者も思いました。しかも、この楽器を日本人が生み出し、日本にしか存在しないというのですから。これは見に行かなければ!

ということで、今回は糸電話でできた世界で一つしかない楽器「Stringrapgy(ストリングラフィ)」を見に行ってきました。

糸電話でできた「ストリングラフィ」とは?


糸電話でできた楽器「ストリングラフィ」は、作曲家の水嶋一江さんによって考案された「オリジナル楽器」と「演奏スタイル」の総称。糸や弦楽器を意味する「String」と、グラフィックアートの作品を意味する「Graphic」の2つの言葉を合わせ「Stringraphy(ストリングラフィ)」と、考案した水嶋さんによりネーミングされました。

「糸電話の原理を応用し、絹糸の両端に紙コップを取りつけたシンプルな構造の楽器」とのことですが、今回はこのストリングラフィを実際に見て音を聞きたい! ということで、水嶋さんが経営する世田谷にあるスタジオ「スタジオ・イヴ」へ訪問をさせていただきました。

まず、館内に案内されてスタジオのドアを開けると、広いスペースに、四方に糸が張り巡らされています。



これがストリングラフィです。かなり大きな楽器です。よく見ると、糸の両端には紙コップがありますね。



これが楽器になり音を奏でるとは想像がつかないのですが…。どこをどう見ても、よく見る紙コップで作られた「糸電話」なのですから! これがどんな風な音を奏でるのでしょうか。

実際にその場で演奏していただいた動画があるので、ご覧ください。演奏していただいたのは、ハッハベルの楽曲「カノン」です。



動画で見ていただいたように、まるで弦楽器のバイオリンのような、でもギターのような、そして打楽器のような音を出すのです。その音色は糸電話で作られたものとは思えないほどの迫力です。



考案した水嶋さんの話だと

ストリングラフィは、手で擦ったり、弾いたりすることによって様々な音色が出ます。バイオリンのような音を出すことが多いのですが、動物の鳴き声だって再現できますよ」

とのこと。実に音色の幅が広い楽器なのですね。



ストリングラフィの基本の形は、ソプラノ、アルト、ベースの3セット。写真のように両端に支柱を立てて、その間に絹糸をピン!と張り、1本ずつドレミファソラシドに調弦しています。張られる糸の長さは一番短いもの(高音弦)で約1メートル、長いもの(低音弦)は約13メートルもあるそう。

小学校での演奏の様子


「場所によって糸の張り方は変わりますが、基本的にはN字型に貼ることが多いですね。体育館のような場所で演奏する時は、体育館全体に糸を張って、お客様には楽器の間に座っていただいて、ストリングラフィの中で演奏を聴く、というような形になることもあります」

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ライター情報: 西門香央里

東京在住フリーランスのフォトライター。K-POP、韓国事情(ソウル中心)、国内外のグルメ、街情報を中心にWebメディアなどで活動中。年3〜4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。
寄稿媒体:goo いまトピ、TABIZINEなど

URL:Twitter:@Kaori_Simon

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    イントロで「まぁ糸電話じゃそんなもんだよねー 」って思ったあと驚愕した

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