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古墳が好きすぎてフェスを開催 仕掛け人が語る魅力

2018年3月25日 08時00分 ライター情報:谷町邦子
古墳グッズでいっぱいの店内!

京都と大阪の間にあるベッドタウン・高槻市(大阪府)。実は古墳の魅力発信の先進地域という一面もある。
2012年4月に開催された、古墳を題材としたアートフェス「古墳フェスcome come* はにコット(以下、はにコット)」。古墳を取り上げたイベントとしては先駆的で、規模は日本最大級といわれている。

「古墳・埴輪・古代がテーマのグッズや食品など商品を1点以上販売する」という規定で、雑貨や衣類を作るクリエイターや飲食店が高槻市の今城塚古墳公園に集結。2017年度には全国各地から集まったクリエイターによる出店が130店舗、飲食店が30店舗出店し、2万8千人もの人々が訪れる一大イベントに成長した。
今回ははにコットの仕掛け人でもある、クリエイター集団「アクルノ木」代表、牧梨恵さん(まき りえ、以下、牧さん)にお話を聞いてみた。
まるで古墳カタログ! いろいろな形の古墳が描かれたレターセット


移住してきたから気づいた「高槻の良いところは古墳」


インタビュー場所は閑静な住宅街にある、古民家のショップ「古墳群×アクルノ木」。古墳や埴輪をモチーフとした雑貨や衣類が所狭しと並んでいる。
古墳タオル

「学校で習った教科では歴史が一番苦手」
「もともと古墳に興味があったわけじゃなかった」
そう語る牧さんの実家は、日本最大級の古墳「大山陵古墳」がある大阪・堺市。しかし、いわゆる転勤族のため、古墳を意識するほど長くは住まなかったという。

「高槻市に嫁いで、初めて地元ができたって感じでした」(牧さん、以下同)
結婚後に移り住んだのが、高槻市にある前方後円墳「今城塚古墳」の目の前(現在は同市の他の地域に在住)。娘が生まれてからは、たびたび古墳にお弁当を持って遊びに行ったのだが……。
「その時は古墳という認識はなかった。だだっ広い広場のイメージだったんですよ」

しかし、整備のために古墳は閉鎖される。牧さんは閉鎖されて初めて、古墳だったことに気付いたという。お気に入りの遊び場だった古墳が開放されるのを待ち続け、毎日工事を見守る日々が7年ほど続いた。
「再び開放された時は、入れなかった時期が長かった分、ものすごくうれしかったです」
牧さんは喜んで家族を連れて遊びに行った。そして、近所のママ友にも古墳の開放について話してみたのだが、みな反応は薄く、ほとんど興味を示さなかったという。
「高槻には古墳があるのに、地元の人はそんなに思ってないんだって実感しました。私、外から来た人間だから、分かるんですよ。高槻の良いところは古墳って」
「古墳フェスcome come* はにコット」のようす

もっと古墳に興味を持ってほしい、そして遊びに来てほしい。そんな思いで牧さんは、自分の得意分野のアートで古墳の魅力を発信することを決意。こうして牧さんははにコットを企画した。
「古墳グッズや古墳フードという切り口なら、私みたいに文化財とか歴史が苦手な人でも、たぶん興味持ってもらえると思うんですよ」
古墳筆箱
筆箱を開けるとリアルかつシュール!

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ライター情報: 谷町邦子

関西のユニークなヒト・モノに注目し、主にインタビュー取材で真相を解明します。
食いしん坊なのでグルメ記事が多め。富山県出身、大阪在住。

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「古墳が好きすぎてフェスを開催 仕掛け人が語る魅力」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    地上に墓を造る古墳のルーツはモンゴル平原にあり、民族移動で朝鮮半島に入り、朝鮮からの渡来人が日本で発展させた。古代日本の支配階級が渡来人であった証拠でもある。仏教寺院が広まり造られなくなった。

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