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奈良のとんかつ店「青いコロッケ」「黒いコロッケ」を発売

2018年4月17日 21時10分 ライター情報:廣松明
奈良市の「まるかつ」は創業四年目にして地域の幅広い世代に人気のとんかつ店だ。そんなまるかつには福井県をはじめ、石川県、富山県、新潟県の北陸地方から多くの客が訪れている。なぜ、北陸地方の客が多いのか? 店長であり運営会社の株式会社上上の代表、金子友則氏に聞いた。

豪雪見舞いに「福井県民割引」


「今年2月、北陸地方に大雪が降ったとき、コンビニなどからも食料品が消えていく中で、多くの人が不安に感じながら過ごしているのを報道で知りました。いても立ってもいられず、ツイッターで福井県の方を対象に『豪雪お見舞い割引』をすることをつぶやいたところ、10,000リツイートを超える反響がありました」

なにげないツイートだったが、そのツイートをきっかけに、その直後から今日まで約200人が同店を訪れているそうだ。中には涙ながらにお礼を言っていく客も多く、奈良市内にある同店への訪問をきっかけに奈良を観光する客も多いそうだ。

「少しは奈良に来てもらうきっかけができたのではないか」と話す金子氏。そんな金子氏が新たに全国に向けて地元奈良をアピールするための新しい話題を提供しようと、このたび新商品の発表会を開いた。

JR奈良駅から徒歩1分に位置する会場の「なら100年会館」小ホールには、約10名の記者やメディア関係者、そして招待客約30名が詰めかけた。同店の「まるかつコロッケ」シリーズの新商品「青いコロッケ」「黒いコロッケ」が新たにお披露目され、来場者を驚かせた。

「青いコロッケ」

「黒いコロッケ」


仏教建築や仏像を彩る青色やシルクロードを渡って届けられた瑠璃色(ラピスラズリ)など、奈良には古くから青色を取り入れた建築物や装飾品が多い。そんな「奈良ブルー」をイメージした「青いコロッケ」には、天然の植物「バタフライピー」の花由来の色素を採用。また、固形の墨の国内市場シェアの90%以上を占めると言われる伝統工芸品「奈良墨」をイメージした「黒いコロッケ」は、イカスミで着色し、ポルチーニ茸の香りが印象の上品なコロッケ。どちらも色鮮やかに見た目も楽しめるメニューとなっている。

イベントにはタレントのコウメ太夫さんも登場し、日頃の白塗りメイクとは違って、新商品にちなんだ特別なメイクを施して、おなじみのネタで「奈良のまるかつのイベントのギャラをもらったら、鹿せんべいでした~、チクショー!」と絶叫していた。

金子店長は「とにかく個人店はじっとしていてはダメ。本当においしいもの、そして見た目にもおいしく感じられるものを作ったりして、県内外の人に来てもらいたい」とチャレンジしている理由を語った。コウメ太夫さんを起用した理由は「全国的に知名度があるコウメ太夫さんがいつもとは違うメイクで登場することで、より多くの人に印象づけられるから」と金子店長。

「青いコロッケ」は1個280円、「黒いコロッケ」は320円という価格設定も、味に自信があるからこそ。

この日のために、新たに早朝や深夜に働けるシニア世代の従業員を雇い入れるなど、準備も万端だ。今回の青いコロッケ、黒いコロッケだけではなく、秋にはまた新作コロッケがお目見えする予定だ。


(廣松明)
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