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「世界一のレストラン」で修行した山田チカラが串揚げでNYに挑戦する理由

2018年6月4日 11時15分 ライター情報:迷探偵ハナン
(c) Kathryn Sheldon

ニューヨーカーにとって串揚げは新たなトレンドになるのか。世界各国の美食がしのぎを削るニューヨークで、串揚げをひっさげ挑戦をしようとしているのが、料理人・山田チカラさんだ。

山田さんは『ミシュランガイド』で三つ星、『世界のベストレストラン50』でも幾度となくトップを飾ったスペインのレストラン「エル・ブリ」などで学んだ後、南麻布に自身の名前を冠した創作レストラン「山田チカラ」をオープン。同店のオーナー・シェフを務める。日本航空の国際線ファーストクラスおよびビジネスクラスなどにもメニュー提供する日本のスターシェフである。

その山田さんが今年5月から、「串揚げ」という日本で広く親しまれている料理をコンセプトの中心に置いたニューヨークの新店舗「Yamada Chikara New York」を立ち上げた。なぜ「ニューヨーク」そして「串揚げ」なのか。二点をつなぐ理由を、山田さんにうかがった。

素材の縛りなく多彩な見せ方ができる串揚げ


――山田さんのキャリアを紐解くと、静岡のフレンチレンストランから始まり、東京のフレンチとイタリアン、静岡・湯河原の料理旅館、スペインのエル・ブリと、軸足はアメリカよりは常にヨーロッパに向いていたと思います。今回なぜニューヨークを新しい挑戦場所に決めたのでしょうか? 
「ニューヨークという街が好きだから」というのが正直な理由です。今まで私は、仕事を含め、世界中いろいろな場所を訪れました。中でもニューヨークは特に印象が強く、この街が持つ活気に、私の心は強く惹かれています。多様性あるこの街に自分の店を開きたいと思いました。

――ニューヨークは確かに様々な文化への関心が高く、日本食も人気です。近年、日本の外食産業のニューヨーク進出も増えています。串揚げをコンセプトとすることは南麻布のお店「山田チカラ」とは異なったメニュー構成ですが、なぜ数ある料理の中から串揚げだったのですか? 
きっかけはスペイン料理の「ピンチョス」です(筆者注:ピンチョスとはスペイン語で串の意味であるピンチョに、小さく切ったさまざまな具材を刺したフィンガーフードのこと)。料理修業として私が最初に降り立った地はスペインのバルセロナでした。そして私は、スペイン料理のお店で研鑽を重ねてきました。串揚げを今回のコンセプトに選んだのは、その頃からよく親しんでいたピンチョスにインスピレーションを得ています。ピンチョスを日本食で展開したら串揚げだと思ったからです。
(c) Kathryn Sheldon

――「Yamada Chikara New York」では串揚げを中心としたコース料理を提供します。ニューヨークでは高級寿司のおまかせコースの人気は出てきていますが、ハイエンド路線での串揚げコース料理のお店はまだ見かけません。
確かに日本では、串揚げと聞くとカジュアルなお店を連想するかもしれませんね。串揚げをハイエンドなコース料理の主役に選んだのは、日本でも串揚げが、とても面白い存在になってきているから、という理由もあります。具材に縛りもなく、いろいろな材料や見せ方でお客様に提供できる。だから串揚げを、今回のテーマの中央にすえました。

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ライター情報: 迷探偵ハナン

米ニューヨーク在住。飯・酒・サッカー・筋トレを愛する武闘派。圧倒的なその場しのぎスキルと驚異的な丸投げ能力が武器。好物:プリン体高含有の食べ物全般 /苦手なもの:甘い飲み物(含むカクテル)

URL:PRESSEIGREK

「「世界一のレストラン」で修行した山田チカラが串揚げでNYに挑戦する理由」のコメント一覧 1

  • サバトラ 通報

    NYって美食の街なの?合理的クソ不味い料理提供してそう(笑)

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