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勝手に休日が増えるイタリアの謎システム、ポンテって何だ?

2018年7月11日 11時00分 ライター情報:鈴木圭


そろそろ暑さも厳しくなり、夏本番といったところ。もう夏休みの予定はお決まりだろうか。今年のお盆休みは8月11日〜12日が土日のため、最長で8月11日〜16日までの6連休になるという優秀さ。8月11日の山の日は土曜日のため振替休日がないというのが少し惜しいが、6連休と考えると笑って許せるのではないだろうか。



ただ、少し残念なのは8月17日の存在だ。ここさえ休みなら次の土日と合わせて9連休。GWに匹敵する大型連休になる。有給を取るという手段もあるが、競争率はかなり高そうだ。

こんなとき、イタリア人は勝手に休みを増やしてしまう。それってどういうことなのか、詳しく紹介したい。

休日が勝手に増える謎システム、その仕組みは?


まずは以下のカレンダーをご覧いただきたい。



2018年4月〜5月初旬にかけてのカレンダーで、イタリアでは4月25日と5月1日はそれぞれ祝日にあたる。これに対して、ミラノ市内のとある図書館が出した休館日の予定が以下の画像である。



ざっくりまとめると以下の通り。
・4月23日〜24日、26日〜28日は短縮営業
・4月30日は休館

そしてこの予定を先ほどのカレンダーに当てはめると、以下のようになる。



いかがだろうか。祝日はたった2日しかないのに、あっという間に短縮営業と休館日が連続する夢のような9日間ができあがる。(もちろん、夢のようなのは図書館の職員だけだが……)ちなみに日曜日はもともと休館日。4月25日の周辺を休館日ではなく短縮営業にしているのは、開館しなければいけない年間日数をクリアするためだと思われる。

イタリアではこのような祝日と土日に挟まれた平日を「ポンテ」と呼び、祝日に便乗して休みにする習慣がある。ポンテとは「橋」を意味する言葉で、さしずめ祝日と土日の橋渡しといった意味だろうか。

今回紹介したのは図書館の例だが、学校や市役所などの公共施設のほか、ショップやレストラン、一般企業などもこのポンテを使って休日を増やすことがある。従業員が有給を取って連休にするのではなく、施設や企業が独自の判断で休日を増やすというのがなんとも大胆である。

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ライター情報: 鈴木圭

イタリア・ミラノ在住、フリーライター。イタリア関連情報や海外旅行、ライフスタイルなどの分野を中心に活動中。旅行先の市場でヘンな食べ物を探すのが好き。「とりあえず食べてみよう」をモットーに生きてます。

URL:HP

「勝手に休日が増えるイタリアの謎システム、ポンテって何だ?」のコメント一覧 13

  • 匿名さん 通報

    日本人が働きすぎなのであって、一部の国の特殊な事例を引き合いに出されても困る。

    7
  • 匿名さん 通報

    働き過ぎだよ、ボケ! ブラック企業はたたきつぶしてほしい。

    6
  • 匿名さん 通報

    日本人が働き過ぎだとは思わない。働かされているとそう思うだろうが、好きで働いている者は働き過ぎだと思っていない。働くことが人生の喜びだから。

    5
  • 匿名さん 通報

    ブラック企業は社長・重役を刑務所に入れろ。

    5
  • 匿名さん 通報

    23:02は時間無制限・残業代なしで過労死してみろ。

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