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「インスタ映え」だらけの今どき高校文化祭をめぐる

2018年9月21日 17時00分 ライター情報:武井怜

時代の流行を引っ張る高校生。いつも「今どき」な彼らの文化祭にお邪魔して(東京とその近郊ランダムに8校)、今どきの文化祭を調査しました。

今どきな飲食物


飲食店の出し物で今どきを発見!

・電球ソーダ

韓国で人気となり、原宿でも「インスタ映えする」と流行した、電球ソーダが高校文化祭に出現! さすが人気があるのか、午前中に売り切れていました。

・メロンパンアイス

メロンパンアイス、以前テレビで見た気が。こちらも完売で実物は見られず。

・タピオカドリンク


・わたあめ

インスタ映えを狙ったわけではないとのことでしたが、原宿で人気のわたあめのような商品を、PTAの出し物で発見。男子に人気だったそう。

技術が今どき


・VR

VRで映像を見てから、映像に関するクイズに答える出し物。未来的な装置がこんなに身近に。

・プロジェクションマッピング

山岳部は、山の形でプロジェクションマッピングを見せていたり、山登りを体験できるVRを用意していました。山登り時の「インスタ映え」するポイントが書かれた掲示物も。

教室が「インスタ映え」


そう、予想を上回る多さだった「インスタ映え」。出し物の企画名に「インスタ」が入っているクラスまでありました。

・インスタ映えスポット

教室内に「インスタ映えスポット」を作って、カフェや出店などをやるクラスがちらほら。
車、メリーゴーランド、ゲームや物語のパロディなど、思わず撮影したくなるほど全体的にハイクオリティなインスタ映えスポット。教室も、まさかメリーゴーランドが置かれる日がくるとは思わなかったはず。
どんなものや色が「映え」るか、高校生たちの暮らしの中ではキャッチしやすくなっているのかもしれません。

・「顔はめ」パネル

顔はめパネルやインスタグラムのフレームパネルも見かけました。撮影して「映え(ばえ)」と言っている声も聞こえました。

・羽スポット

「天使の羽」の描かれたスポットもちらほら見た取材でした。「撮る?」と迷っている女の子達も。丁寧に「撮影ベストポジション」まで記してくれていたり。

・公式マスコットの「フォトスポット」
学校の公式マスコットキャラクターのパネルを設置している場所を「フォトスポット」と称してパンフレットで紹介していました。学校も今や商業施設のようなことをする。

SNS割引やLINEも


・SNS割引

あったら面白いなと思っていましたが、まさか本当にあるとは! SNS割引。
カフェの出し物をしているクラスで「LINE、Twitter、Instagram割引あり」と発見。指定のタグをつけて投稿すると割引してもらえるそう。SNS割引が、高校生世代の生活に馴染んでいるということですね。

・LINEも活躍
パソコンゲームを展示している教室には、なにやらQRコードと「第1問」と書かれたクイズが。答えがわかった人は、その団体のLINEアカウントに友達登録して答えを入力していくそう。

やっぱりYouTube


やはり時代! YouTubeを意識した動画の出し物もありました。
・パロディやバラエティ系動画

クラスメイトがCMのパロディや、ロシアンルーレットなどをする動画を公開。なんだかユーチューバーのような雰囲気のものも。CMのパロディは商品を画面にはめ込んでいて本当のCMみたいで、高校生の「動画の操作慣れ」を感じました。

・すごい系動画

ペットボトルをキレイにゴミ箱に投げ入れるなど、「奇跡のパフォーマンス」をクラスメイトがやっている動画を公開しているクラスも。成功動画には脱帽! NG動画を観ていた若い来客が、「あー!」と反応したり「おもしろーい!」との声も。


動画には編集でテロップがつけられていて、やはり高校生の「動画慣れ」を感じました。動画を見て、バラエティ慣れしている様子も受け取れたような。ユーチューバーの影響かと勝手に憶測。劇は動画内でも恥ずかしそうにやるのに、演技でないときは堂々としている高校生が多かった印象。
ちなみに「〇〇してみた」というYouTube風タイトルの出し物もありました。

謎解き脱出も人気



近年イベントにもなっている脱出ゲーム。高校文化祭でも謎解き脱出ゲームを出し物としているクラスがいくつかあり、筆者も挑戦しました! が、ほとんど解けず。全体的に難しかった謎解き。クラスメイトが考えたというクラスもあり驚愕!

その他の今どき


・パンフレットに「SNS」
文化祭のパンフレットに、「写真を無許可でSNSに投稿禁止」という旨が書かれていたのも現代ならでは。

・写真撮影

校内で写真撮影をする人々。バラエティ番組のパロディの出し物をしたクラスでは、終演後に出演者との撮影会も。筆者の頃、撮影で目立っていたのは卒業アルバムのカメラマンさんくらいでした。
がんばって作った衣装や作品。前述のインスタ映えスポットもさることながら、クオリティの高い看板などもたくさんあり、記念に撮影したい気持ちがわかります。

・音楽はiPadで
教室内に流れる音楽をiPadで流していました。高校時代演劇部だった筆者。音響はデッキからMDで流していました。

・フェイクニュース
最近耳にする「フェイクニュース」が掲載された新聞に見出しをつけるという出し物。
制服が変わるとか学校のトイレが変わるとか、微笑ましいフェイクニュースが。

・劇の台詞
「YouTube」、「ギガ」、「グーグルマップ」など出てきました。

・本人登場
出し物の看板などに、実際の生徒の写真を使用しているものが多く感じました。SNSの発達で、自分の顔写真を公開することや写真を撮ることが、より身近になったからでしょうか。

時代を映す文化祭


文化祭は時代を映すイベントなのだと大人になって知りました。約15年前の筆者のクラスは「タピオカドリンク」を提供していました…わ、時代が回るって本当ですね。
(武井怜)

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ライター情報: 武井怜

1988年生まれ。心配性な漫画家、歌人。『気にしすぎガール~この世のあらゆる物事に気を遣いすぎる女の日常~』(KADOKAWA)発売中。シットコム(海外のコメディドラマ)愛好家。

URL:Twitter:@kinishisugigirl

「「インスタ映え」だらけの今どき高校文化祭をめぐる」のコメント一覧 3

  • 匿名さん 通報

    インスタ映えのインスタ映えによるインスタ映えのための馬鹿。

    1
  • 匿名さん 通報

    画像で映えてなくてもいいよ。自分の目でみる世界は、輝いてないようにみえることが多いかもしれないけど、それも大切で、ここという時の輝きはよりまぶしいものになるから。

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  • مهران وب 通報

    https://mehran-web.com

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