ここまで進化したテープのり! 「ドットライナーホールド」
全国文具販売店にて販売中(一部店舗除く)<br>(C)コクヨ株式会社
テープのりをご存じだろうか? 一見すると、修正テープのようにも見えるテープのり。最近、各メーカーがこぞって出している製品だ。


「オフィスにおけるのりの用途の大部分が封筒の口貼りに使用されています。従来の液体のりやスティックのりには、『封筒がしわになってしまう』、『すぐに付かない』、『周囲が汚れる』、『端にきれいに塗りたい』などの声がありました」
とコクヨ株式会社広報担当。

そうした不満を解決すべく登場した、テープのり。先端にローラーがついており、スーッと引くだけでのり付けができるスグレモノ。同社では昨年6月より、テープのり「ドットライナー」を販売中。ポイントは、のりがドットパターン状(テープ上ののりをドット=点で配置すること)になっていること。
だから、「切れ」、「引き」、「付き」が良い。

そんなテープのりがさらに進化を遂げている。それがコクヨ(株)から今年6月12日に発売された、「ドットライナーホールド」。なんと業界初の、のり付けしたいものをはさんで使うテープのりなのだ。
「ドットライナーホールドは、真っすぐ且つ手に持ったまま手軽にのり付けができ、手や周りを汚さない点が特長です」
封筒の口貼りも、立ったままサッとできてしまうのだ。

もちろん、用途に応じて使い方は自由自在。
握りの部分は180度回転させることが可能で、従来のテープのりと同様に机上で引いて使うことも可能。また嬉しい紙送り機能もある。はさんで引くことが難しい薄い紙や小さい紙は、カチカチ握るだけでワンポイントの接着ができるのだそう。

のり付けしたいものをはさんで、手前に引くだけで簡単に使えることから、
「目の不自由な方にもご利用頂いていると伺っております」
ドットライナーは大阪市視覚障害者福祉協会のウェブサイトで紹介されたこともあるという。

面倒なのり付け作業もこれを使えば、簡単、しかも仕上がりもキレイ。オフィスでちょっとデキル人を目指すなら、これから必携のアイテムかもしれない。


ちなみに、このドットライナーシリーズ、出荷が200万個を達成するほどの人気。それを記念して、7月20日〜9月30日まで、「Wミリオン達成でWチャンスキャンペーン」を開催中。インターネットでクイズに答えたり、使い方を投稿すると抽選で豪華賞品が当たる。こちらもぜひチェックしてみて!
(古屋江美子)