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観光客にひそかな人気! 大原名物「アイスきゅうり」

       
京都の洛北、大原の三千院へ向う山道。お土産もの屋がずらりと並び、民家の軒先ではネコがひなたぼっこしていたりするなんとものどかなところだ。そんなゆるやかな坂道を半分ほどのぼったところに、「名物アイスきゅうり」という看板を見つけた。かわいいカッパがにっこりとホホ笑む、なんともそそられる看板なのだ。あと「50m」と書いてあるし、そろそろノドも乾いてきた。

「わさびアイス」のようなものか? と期待しつつ坂道をのぼっていくと、そこで見たものは…夜店のチョコバナナのように割り箸にささった、正真正銘のきゅうりだった!氷をはった樽の中に、ぷかぷかと浮かぶきゅうりたちのミドリが目にもあざやか。

さっそく1本買って食べてみると、春のポカポカ陽気の中、山道をのぼって汗ばんだカラダにこれが冷たくておいし〜い! アイスのように甘くなく、あっさりとかすかな塩味がついており、カリッ、ポリッ、という歯ごたえも軽くてさわやか。2〜3本くらい一気にイケそうな勢いでたいらげてしまった。

販売しているお漬け物の専門店「志ば久」さんにお話を伺うと、アイスきゅうりの販売をはじめたのは6〜7年前からだそう。味は基本的に白しょうゆと昆布、唐辛子でつけているが、まるまる1本食べきれるようにと、季節や時間帯に応じて漬け方まで変えているというこだわりよう。さすがはお漬け物の名店!!

私が店の前に立って食べている間にも飛ぶように売れていて、人気のほどが伺えた。多い日はなんと1日に2千〜3千本も売れるらしく、これを食べるためだけに遠方からやってくる人も珍しくないのだとか。「アイスきゅうりはナイスきゅうり、ゆうてます」と、脱力ギャグもまじえつつ誇らしげに語るお店のご主人。ちなみに値段は1本150円だが、何人かのグループでまとめて買うと安くしてくれたりもするようだ。

う〜ん、ビールにもあいそう…と思ったら、横の樽で冷えたビールもしっかり売っていた。なんといっても漬け物なのに歩きながら食べられるところがイイ。このカラダにもいい和製ファストフード、大原散策の折にはぜひお試しを。(野崎泉)

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2005年3月28日のコネタ記事

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