
まずは、自分自身がクッキー地獄を体感する為にクッキーをひたすら食べてみる。1枚、2枚……、どんどん口の中の水分が奪われる。6枚、7枚……、甘さが気持ち悪さに変わってくる。11枚、12枚……、クッキーを見るのも嫌になる&飲み込めない。
「これが、クッキー地獄か!?」今まで味わったことのないような不快感。甘み、食感すべてが憎らしい。
味を変える為に「プレーンヨーグルト」をつけて食べてみる。程よい酸味がクッキーの甘さを和らげ、まるで違う食べ物を味わっているかのよう。続いて「チーズ」。
さらに味を変える以外の食べ方も模索してみた。まずは「牛乳で浸して食べる」。スプーンで砕きながら食べると、意外とサラサラと食べる事が出来て、さらに牛乳とも合うので、これならかなりの量がイケそう。続いて「水でもどして食べる」。もどす、という表現は適切ではないが、気分は干ししいたけ(?)。これは柔らかくなって食べやすい。
「すべてはクッキー地獄に悩む女性の為に……」最初はそんな正義溢れる挑戦だと思っていたが、気がつけば自分との戦い。果たしてそこまでして食べる必要があるのだろうか? ただひとつわかったのは、「ヨーグルト」と「牛乳で浸して食べる」は美味しいという事。万が一、余ったクッキーで地獄を味わう女性がいたら是非お試し下さい。
(木南広明)