
久々に訪れたアメ横は思った以上に活気に溢れ、アジアンムード満点! なんだかプチ旅気分だよ〜なんて興奮しながら歩いていたら、いつのまにか上野から御徒町まで歩いてしまっていた……。
とりあえず、ウワサのアイスを食べてみることに。アイスというか、ソフトクリームなのだが、このお店ではアイス(「UENO 33 ICE」)と呼んでいるので、本記事でも「アイス」と呼ぶことにする。味は、バニラ・チョコ・ミックスの3種類。一番人気のミックスを注文すると、お店のお姉さんが素早い動きでクルクルと器用に作ってくれた。確かに長い! 「ハイッ」と気軽に手渡されると、大丈夫かしら? とドキドキしてしまう。その長さは、「UENO 33 ICE」という名の通り、なんと33センチ。それなのに値段が250円と破格なのは、やっぱりアメ横だから?!
味は、しつこくない甘さでシャキッと引き締まった味。あまりの長さに全部食べられるか心配していた私も、おいしくてペロリと平らげた。
食べるのにもコツがいるが、それ以上に作るのにもコツがいるのでは?
「やっぱり最初は難しかったですねー。作るより落とすほうが多かったかも」
なんて笑いながら話してくれたお姉さんも、いまやその技はプロ。その日のアイスのコンディションに応じた微妙な調整も可能なんだとか。
最後に、一番疑問に思ったことを訊いてみた。韓国食材店なのに、なぜアイスクリーム?
「韓国の繁華街、明洞(ミョンドン)でロングアイスが流行っていたんですよ。だから、韓国つながりで。おもしろいと思ったしね。インパクトもあるでしょう?」
確かにインパクトは大。
UENO 33 ICEは2年ほど前から販売を開始。期間限定で渋谷にも出店していたが、現在はアメ横のみ。久々のアメ横は、週末のおでかけ先としてもかなりおもしろそう。今年の夏は、アメ横でアイス・デートなんていかが?
(古屋江美子)