トラブルによる経済的な打撃を背景に、家族の支えを受けながら生活の再建と自立に向けた準備を実家で進めるケースもあります。

All About ニュース編集部は、2026年3月25日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。
毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、静岡県沼津市在住・39歳女性のエピソードを紹介します。

■回答者のプロフィール&実家の状況
回答者本人:39歳女性
職業:介護スタッフ
在住:静岡県沼津市
家族構成:親2人、子供1人(自分)
世帯年収:自分180万円
実家の間取り:一軒家3LDK

■毎月の生活費や貯金額は?
実家に入れている生活費:1万円~2万円
交際費:5万円
毎月のお小遣い:2万円
毎月の貯金額:3000円
貯金総額:4万円

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、35~59歳女性の1カ月の平均消費支出は18万7円です。そのうち、住居費の平均は2万6543円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた15万3464円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

実家を出るかどうかについては「お金がたまったら家をでる予定です」と話しました。

■「婚約詐欺にあってしまい……」
実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「実は半年前に婚約詐欺にあってしまいました」と回答。

さらに「それでお金がなくなってしまったので、今は新しいアパートを借りるために事情を説明して、実家で過ごさせてもらっているところです。今はすこしでもお金をためなおそうと思っています」と話してくれました。

■「心身ともにあまり休めてない感じ」
実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「自分の部屋がなくなっていたことです。今は物置みたいになっていて、布団を敷ける場所で休ませてもらっています」といいます。

「あと、大人になったからなのか、仕事が終わったり休んだりしていると、家族とのペースがずれてしまっていたことに驚き、気疲れも感じています。料理や洗濯もやってもらってばかりは嫌なのでついつい動いてしまい……。
心身ともにあまり休めてない感じです」と、物理的な居場所のなさに加え、生活リズムのギャップや家族への気兼ねから、安らげるはずの家で神経をすり減らしている実情を明かしてくれました。

お金に関する悩みでは「自分自身の収入だと支払えるお金が少ないので、年金暮らしをしている両親に申し訳ないと思っています。すこしでもためられるように単発バイトもはじめていますが、微々たるものなのでなかなか返すことが出来ていないのが現状なので悩んでいます」と続けてくれました。

予期せぬ困難から実家へ身を寄せつつ、副業に励むなど再起を図る日々。家族への申し訳なさを抱えながら、心身の回復と独立資金の確保に懸命に向き合っている様子が伺えます。

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