広島県広島市佐伯区の山あいに位置する湯来(ゆき)温泉は、広島市の中心部から車で約1時間という好アクセスにありながら、豊かな自然に囲まれた「広島の奥座敷」として古くから親しまれてきました。

その歴史は約1500年前にさかのぼり、渓流のほとりで傷ついた白鷺が傷を癒やしているのを村人が発見したことが始まりと伝えられています。


泉質は、単純弱放射能温泉(ラジウム泉)で、全国屈指のラドン含有量を誇るのが特徴。昭和30年にはその優れた泉質から「国民保養温泉地」にも指定されました。

川のせせらぎを聴きながら静かな山峡でゆったりと湯に浸かる時間は、日々の喧騒(けんそう)を忘れさせてくれる至福のひとときとなるでしょう。

■「湯来温泉」周辺には何がある?
湯来温泉は、ただ浸かるだけでなく「体験」や「食」の楽しみも充実しています。

温泉街の拠点となる「広島市国民宿舎 湯来ロッジ」や、隣接する「広島市湯来交流センター」では、名物のこんにゃく作り体験やそば打ち、さらにはシャワークライミングやトレッキングなどのアウトドアレジャーが楽しめます。
また、バスケットボール漫画の金字塔『スラムダンク』に登場する宿のモデルとなったと言われる「みどり荘(現在は再生に向けた動きあり)」は、ファンの間では欠かせない「聖地」のひとつとして知られています。

グルメでは、こんにゃくを薄く切り、刺身に見立てた「山ふぐ」がこの地の名物。見た目も食感もふぐ刺しのようで、ヘルシーながら満足感のある郷土料理です。

この記事の執筆者: All About ニュース編集部
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