学校に必ずある「校則」。昭和生まれの私も、平成生まれのあなたも、学生ならば誰もが直面するルールだけれど、ぶっちゃけ「意味不明な校則」もあったよね?

たとえば、ポニーテール禁止。
ヘアゴムの色は黒・紺・茶のいずれか。地毛なのに「髪を染めているのでは」と疑われる。意味不明なうえに、理不尽なものもあったように思います。

しかしいまは「令和」。時代と共に価値観も変わってきているので、さすがに校則も変化しているはず。そんなふうに思っていたのに……実はあまり変わっていなかったようなんです!

【令和の校則ってどうなってるの?】
今年は令和8年。それなのに、全国にはまだまだ「時代に合わない校則」が残っているといいます。

塾選ジャーナルが全国の高校生104名を対象におこなった「高校の校則に関するアンケート」によると、半数を超える56.7%が「自分の学校に納得できない校則がある」と回答。不満に思う背景には「約7割が『その校則が必要な理由』を説明されていない」という実態があるようです。

■現役高校生に聞いた「意味不明な校則」TOP5
1位「髪型や髪の色についての細かいルール」(54.8%)
2位「眉毛を整えてはいけない」(48.1%)
3位「制服の着用方法の細かい指定」(42.3%)
4位「靴下の色・長さ・ワンポイントの指定」(39.4%)
5位「スマホの持ち込みや使用の制限」(37.5%)

■現役高校生たちの声
「その髪型で誰に迷惑をかけている訳でもない」(千葉県 高3女子)
「(眉毛を)整えていないことの方が清潔感がない。今ではもう細くする人もいないだろうに、昔の名残りがすぎる」(広島県 高2女子)
「スカートが緩いから折っているのに、理由も聞かずに折る=悪いみたいになるから」(埼玉県 高1女子)

上位にランクインしている校則は、40代の私でも身に覚えがあるものばかり。個性よりも「集団の統一」を重視していた時代につくられた校則でもあるため、多様性が重視される令和には合っていない印象もあります。


なお、6位以下には「下着の色の指定」といった校則もありました。さすがにこれは……ありかなしかで言えば「なし」のような気がする……。

また今回の調査では「各校にある変わった校則」も明らかになっています。

■各校にある変わった校則
・卒業式の日に必ず女子は80デニール以上のタイツをはかなければいけない
・校内で「ありがとう」を1日10回以上言うことが義務づけられている
・軽音楽部の設立禁止

最後の「軽音楽部の設立禁止」はまさしく意味不明ですが、「ヤンキー、素行不良生徒が増えるから」といった理由で生まれた校則なのだそう。随分昔にできた校則なのに、未だになくなっていないといいます。なぜなのか!!!!!

【不満はあるけど「校則は守る」】
時代は変わっても、理不尽な校則は根強く残っている。学生の多くは「学業・成績に無関係」「理由や根拠がない」「個人の自由や自己決定を尊重すべき」といった理由から校則に不満を持っているようです。

今回の調査によって、そうした事実が浮き彫りになったわけですが、現役高校生の約7割は「校則に不満があっても我慢して守っている」と回答していました。

また、半数以上が「入学前に校則を詳しく知りたかった」と後悔しているようです。さて、あなたはこの結果をどう思うでしょうか。

参照元:塾選ジャーナル、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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