本記事では、ついやってしまいがちな「電子レンジのNG行為」を5つ紹介します。
■NG行為1. 庫内の汚れを放置する
電子レンジで食品を温めると、庫内に食品が飛び散って汚れてしまうことがありますよね。原因は、食品が急速に温められることで水分が蒸気となり、食品内部の圧力が高まるためです。さらに、食品から発生する蒸気によって、庫内に水滴がついてしまうこともあります。
こうした汚れや水滴を放置したまま使い続けていると、ニオイが発生したり、表面や部品が劣化して電子レンジの寿命を縮めたりする一因になります。また、汚れが繰り返し加熱されると焦げつきとなり、落としにくくなるだけでなく発煙や発火にもつながります。使用後は庫内が冷めてから、やわらかい布で汚れや水滴を軽く拭き取る習慣をつけましょう。
■NG行為2. 加熱後すぐにドアを閉める
食品を取り出したあと、すぐにドアを閉めるという人も多いと思います。しかし、加熱直後の庫内は湿度が高い状態で、そのままドアを閉めると湿気が庫内にこもり、ニオイやサビの原因になることがあります。
食品を取り出したあとは、数分間はドアを開けておくと湿気が逃げやすくなるのでおすすめです。庫内の温度が冷めたら、残った水滴を拭き取ってドアを閉めましょう。
■NG行為3. 電子レンジの上に物を置く
電子レンジの上に、つい物を置いてしまうこともありますよね。
大抵の電子レンジの取扱説明書では、設置の際に背面・左右・上部に数cmのスペースをあけて放熱するよう記載されている場合がほとんどです。背面や側面を壁にぴったりつけて設置できる機種も増えていますが、上部だけは必ずスペースを確保するよう求められることが多いです。
仮に発火しなくても、放熱がうまくできないと本体が熱を持ち、故障や寿命の低下につながります。そのため、特に使用時は電子レンジの上に物を置かないように心掛けましょう。
■NG行為4. 何も入れずに空運転する
何も入れずに“空運転”するのはとても危険です。実際に火花が散って発煙したケースも報告されているので、絶対にやめましょう。
電子レンジは食品の水分にマイクロ波が吸収されることで加熱します。しかし庫内に何も入っていない状態で運転すると、マイクロ波は吸収されず、電子レンジの内部部品に負担がかかってしまいます。場合によっては異常放電を起こし、発煙・発火する危険があるのです。
特に最近はボタン1つで自動加熱できる機種が増えているので、うっかり運転ボタンを押してしまわないよう注意しましょう。
■NG行為5. 電子レンジNGの素材や食材を入れる
「電子レンジにアルミホイルや金属製の容器を入れて加熱してはいけない」ということはすでにご存じの方も多いかもしれません。
ほかに、電子レンジで加熱してはいけない代表的な食材は以下の通りです。どうしてもレンジで温めたい場合は正しい方法で行いましょう。
▼卵(殻付き・黄身そのまま)内部の水分が急激に加熱されて水蒸気になり、逃げ場がないと破裂します。加熱後に割った瞬間に破裂するケースもあり注意が必要です。電子レンジで加熱する場合は、殻を割ったうえで、黄身に穴を開けたり、ほぐしたりするなど、必ず破裂しない下準備をしましょう。
▼ジャガイモ・さつまいも皮がついたまま加熱すると、皮が膜のような役割をするため、内部に蒸気がたまって破裂することがあります。レンジで加熱する際は、フォークで数カ所穴を開けましょう。逆に少量の根菜類を加熱し過ぎると、水分が飛んで焦げたり、発火したりしたという報告も多数あります。ラップをかけて水分を保ちながら、加熱し過ぎに注意しましょう。
今回紹介したNG行為は、思わずやってしまいやすいものばかりです。
▼田中 真紀子プロフィール白物家電、美容家電の専門家兼ライターとして活躍。日々発売される新製品をチェックし、製品の紹介記事やレビュー記事を雑誌やweb、新聞などで紹介している。日常的にも話題の新製品を使うことで、ライフスタイルに合わせた選び方や、上手な採り入れ方の提案も行っており、テレビ出演も多数。









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