●アンダーセン、マッキンゼー、Googleを経て弥生に
弥生は過去約1年半の間にマーケティング、経営企画・新規事業投資、Fintech、人事分野の各スペシャリスト計4人を執行役員に迎え入れるなど体制強化に努めてきた。今回、経営体制のさらなる強化を目的に武藤氏がCEOに就任する。
武藤氏はアンダーセン(現アクセンチュア)でERPなどのシステム構築を担うエンジニアとしてキャリアをスタート。その後、マッキンゼーで、さまざまなテック企業の戦略策定と実行を支援、その後は業務系ソフトウェアのカスタマーサポートなどを請け負うスタートアップ企業での日本支社長を経験した。
2014年にGoogleに入社後は、広告事業責任者としてスモールビジネスから中堅、大手まで幅広い企業の経営課題に向き合い、ビジネス全体のマネジメント、テクノロジードリブンの事業開発、セールス&マーケティングの変革などを遂行してきた。
前山氏は、副社長執行役員CFOとして、公認会計士としてのプロフェッショナルな知見を持って弥生の健全な挑戦とサステナビリティを支援していく。
■武藤健一郎(むとう けんいちろう)
1972年5月30日生。94年1月アンダーセン コンサルティング(現アクセンチュア)入社。ERP/受発注システムなどのシステム構築にエンジニアコンサルタントとして従事。2001年7月マッキンゼー&カンパニーに入社。アソシエイト・プリンシパルとしてテック企業の戦略構築と実行の支援に従事。
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