ポケトークは、話した言葉をそのまま文字化するAI筆談機「ポケトーク mimi 2」と、会話をリアルタイムで多言語字幕表示する「ポケトーク V」の2製品を、2026年中をめどに発売する。同社が培ってきた音声認識と翻訳技術を応用し、「通訳・翻訳デバイス」から一歩進んだコミュニケーション支援インフラとして提供する。

 

●音声を文字に変えて会話を支援する「ポケトーク mimi 2」
 ポケトーク mimi 2は、話した音声をリアルタイムで文字に変換し、難聴者とのコミュニケーションをサポートする携帯型AI筆談機。聞き返しや従来の筆談にかかっていた負担を軽減し、医療・介護現場や公共窓口、家庭内など、幅広いシーンでの活用を想定している。
 日本国内には約1430万人の難聴自覚者がいる一方、補聴器の使用率は15%程度にとどまっており、多くの人が十分な支援を受けられていないとされている(出典:JapanTrak 2022)。ポケトーク mimi 2は、音声の可視化という新たなアプローチで未開拓市場に応える製品だ。
 特徴の一つが、オフライン環境でのAI音声処理に対応している点。通信環境に依存せず、その場ですぐ文字化できるため、プライバシー性が高く、継続的な通信費用も不要となる。導入や運用のハードルを下げ、これまでIT機器の導入が進みにくかった現場でも使いやすい設計だ。
●会議室がそのまま翻訳空間になる「ポケトーク V」
 ポケトーク Vは、会議室などでの会話をリアルタイムで多言語字幕表示するルーム用AI翻訳機。専用機器をディスプレーのHDMI端子に接続するだけで利用でき、既存の設備を生かして導入できる手軽さが特徴だ。会議や研修、セミナーなどで、その場に通訳がいる状態を常設でき、国際化が進む企業や団体のコミュニケーションを支援する。
●聞こえの違いや言語の壁を乗り越える
 企業のグローバル化や人材の多様化を背景に、多言語対応や情報アクセシビリティへのニーズは高まっている。そのような状況下、ポケトーク mimi 2とポケトーク Vは、聞こえの違いや言語の壁を乗り越える選択肢として位置づけられる。


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