タレントの中川翔子(41)が5月16日、明光義塾高等学院・高田馬場キャンパスで開かれた「明光みらい公式アンバサダー」就任記念イベントに登壇した。同社代表で10年間の不登校経験を持つ小幡和輝(31)とともに、自らの不登校経験を交えながら、現代の不登校児童が抱える悩みと「居場所」のあり方を語り合った。



 中川はアンバサダーを引き受けた理由を「不登校についてどうやって声を届けるか悩んでいた時に小幡さんにお声がけをいただき、不登校を経験した自分だからこそ、寄り添えるかもしれないと思いました」と説明。当時の心境については「休み時間に好きな絵を描いているとクラスメイトに心もとない言葉を言われ、学校でのふるまい方が分からず苦痛でした。学校に行くことが辛い時期、将来のことを考えると絶望的でした」と吐露した。



 小幡代表は、現在の不登校児童数が約35万人、子どもの3.8%に達するという最新データを示し、「コロナがきっかけで不登校に悩む子どもが増えた一方で、オンライン授業が増え、無理に学校にこだわらなくてもいいと積極的に不登校を選ぶ人も増えています」と説明。「時代は変わっているけど、価値観は変わっていません。不登校は誰でも起こりうるということを子どもたちにもっと伝えていくべき」と社会全体の意識変革を訴えた。



 締めくくりに中川は「今は長くて辛いトンネルだと感じるかもしれないけど、夢中になれるものが見つかる瞬間、心が走り出すタイミングが見つかるはずです。私自身も、つらい時期にそばにいてくれた親や友達のように、子ども達に寄り添える大人になりたい」とエールを送った。小幡代表は「不登校はただ学校に来ていないというだけで、学ぶ場所は学校以外でもいい。明光みらいは子ども達の新しいインフラ、受け皿にしたい」と事業を通じた展望を語り、イベントは幕を閉じた。







取材・撮影:BEST T!MES編集部

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