巨人の戸郷翔征投手(26)が“3度目の正直”で今季初勝利をつかむことを誓った。19日のヤクルト戦(いわき)で今季3度目の先発登板予定。

チームは6連勝中とあって「いい流れが来ていると思いますし、僕もチームの波に乗りたい。1球1球を大事にしていきたい」と覚悟を口にした。

 ヤクルトとは今季初登板となった5月4日に対戦し、5回5失点で黒星を喫している。「借りを返したい」と雪辱に燃える。その一戦では3回に鈴木叶に3ランを許しただけに「ホームランが1番、試合の流れが変わりやすい。そこを一番気をつけたい」と本塁打厳禁を自らに課した。

 海を渡った大エースの活躍に力をもらった。ロッキーズ・菅野が16日(日本時間17日)のDバックス戦で日米通算150勝を達成。「入団してから一番関わってきた人。150はただの数字ではない」と勝利の重みを改めて感じた。すぐに祝福のLINEを入れ「毎試合チェックしているよ」と返事があった。

 高卒新人だった19年に1軍デビューを果たし、2年目から先発ローテを担ってきた戸郷にとって、菅野はいつも“お手本”だった。

言葉のみならず、背中でも示し続けてきてくれた先輩に「何とかいい恩返しをできれば。また一緒にユニホームを着てやる瞬間があると思うので。『悪くなったな』って思われないように、何とか耐えながらやりたい」。またともに戦える瞬間を信じ、奮闘を続ける。「試合に勝つのが先発投手の一番の評価ポイント。なんとか勝ちたい」。誰よりも戸郷自身が、白星を渇望している。(水上 智恵)

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