「初めて“泣いてNG”を出しました」見上愛『衝動』インタビュー
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2021年12月10日公開の映画『衝動』で、あるトラウマから声を出せなくなった少女・アイを演じた見上愛。違法薬物の運び屋で生計を立てている訳ありな少年・ハチ(倉悠貴)との交流を通じ、痛みを抱えながらも懸命に生きようとする若者の姿を鮮烈に表現してみせた。

本作の監督を手がけたのは、商業映画では初監督となる土井笑生。若者の街・渋谷を舞台に、ともにつらい過去を持つ孤独な少年少女の出会いと、彼らの”生”への執着を描き出したかったと語る。

「初めて“泣いてNG”を出しました」見上愛『衝動』インタビュー


見上愛が小野花梨とともに出演した映画『プリテンダーズ』(2021)も、舞台は渋谷だった。「渋谷にご縁があるみたいです」と朗らかに語る彼女は、明るい印象の反面、今回のように一筋縄ではいかない役柄を演じることも多い。「自分のイメージを固定化させないために、いろんな役を演じたい」という見上愛に、話を聞いた。

「初めて“泣いてNG”を出しました」見上愛『衝動』インタビュー

周囲の支えを得ながら少しずつ膨らませたアイの人物像

——まず、本作への参加を決められた経緯について教えてください。

見上さん(以下、見上):土井監督から出演依頼をいただきました。当時私はデビューまもなく出演作品も少なかった頃。「どうして私にオファーをもらえたんだろう」って不思議に思った記憶があります。

ハチを演じた倉悠貴くんのことは、もともと知ってたんです。池田エライザさん監督の映画『夏、至るころ』(2020)で主演に抜擢されていたこともあり、私の周りにいる映画通の間では名が知れた役者でした。だからこそ、その相手役を私がやるのか……と最初は不安だったのを覚えています。

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