ローソンは4月15日、都内で「酒類戦略説明会」を開催した。高付加価値商品として嘉之助蒸溜所やコンパスボックスのハイボール缶、低価格帯にサントリー「明日のサワー」、サンガリア「ゼロサワー」などをそれぞれ追加し、二極化する消費に対応する。
○高付加価値商品と低価格帯商品の二極化戦略
ローソンは、大きく「洋酒・チューハイ」「ビール・発泡酒」「日本酒・焼酎」「ノンアルコール」という4つのカテゴリでアルコール飲料を分類・展開している。その数は約350種に及び、中でも売り上げ全体の約6割を占めるのが「洋酒・チューハイ」カテゴリだ。
この売り上げを牽引しているのが、同社の高付加価値商品だ。2024年12月に発売した「バスカーハイボール」を皮切りに、数々のヒット商品を生み出している。
これらの商品を世に送り出してきたのが、ローソン 飲料加工食品部のシニアマーチャンダイザーを務める倉光雄志氏だ。約5年前から酒類担当となり、主にクラフトビール・クラフトハイボールを担当してきた。
2025年には「クロナキルティ ハイボール」や「ザ・ラディ・ハイボール」、「ビックピートハイボール」、「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」「カバラン ウイスキーハイボール」などを立て続けに発売。ジンにも注目し、「THE GIN SODA」「クロナキルティ ジンソーダ」「ジンクス ジンソーダ」などを展開してきた。
「近年の消費環境の変化に伴い、毎日お酒を飲むお客さまは減少していますが、『せっかく飲むのであれば金額を気にせずおいしいものを選びたい』というお客様が一定数いらっしゃいます。高付加価値の酒類、そんな“味”を重視されるお客さまからご支持いただいており、販売が好調に推移しております」(倉光氏)
実際、2025年の洋酒・チューハイカテゴリの売上は2024年と比べて約1割伸長しており、酒類全体の売上も前年を上回る水準で推移しているそうだ。とくに2025年9月発売の「ザ・ラディ・ハイボール」は600円という高単価ながら、酒類カテゴリ全体で初日売上高1位、数量ベースで2位を達成し、その後の高付加価値商品展開のきっかけにもなったという。
一方、「長引く物価上昇の中で、酒類の価格に対する意識は年々強くなっている」と倉光氏は分析。
これを踏まえ、ローソンは2026年の酒類戦略を「消費の二極化に対応」とし、「高付加価値商品」と「低価格帯商品」の新商品を発表。あわせて高付加価値商品の売り場を従来の約2倍に拡大するとした。
○人気蒸留所のハイボールから若年層向けハイボールまでラインアップ
2026年の酒類戦略を受け、発表された商品は大きく4種類。順次、全国の種類取り扱いローソン店舗で展開する。
ひとつ目は、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションにおいて3年連続ゴールドメダルを受賞している希少なジャパニーズウイスキー「嘉之助 シングルモルト」を使ったローソン限定商品だ。発売日は4月28日。
「嘉之助 シングルモルトハイボール 350ml」(660円)は、同蒸溜所初となるハイボール缶。シングルモルトウイスキーに炭酸水のみというシンプルな設計で、蒸留所がある鹿児島県日置市の吹上浜をパッケージデザインとしている。同時に「シングルモルト 嘉之助 200ml」のミニボトル(2,970円)を発売。「味を確かめたい」「700mlでは飲みきれない」という層に、手を出しやすい価格でアピールする。
「約2年半前から、嘉之助蒸留所の小正芳嗣社長にジャパニーズハイボール缶の協業をお願いしていました。
ふたつ目は、5月26日発売の「コンパスボックス オーチャードハウスハイボール 350ml」(618円)だ。コンパスボックスは、ロンドンに本拠地を構えるブレンデッドウイスキーブランド。今回発売される商品は“オーチャードハウス(果樹園)”の名の通り、フルーティな味わいが特徴であり、女性や若年層にとくにオススメするという。
三つ目は、4月21日発売の「サントリー 明日のサワー」ブランド。ローソンが低価格帯商品として展開しているサンガリア ゼロサワーはシニアの支持が強く、あらたに若年層に向けたブランドを立ち上げた。
「サントリー 明日のサワー 無糖レモン」(350ml:130円)(500ml:185円)、「同 アセロラ」「同 ダブルグレープフルーツ」の3種が投入される。パッケージにはレモンの“L”、アセロラの“A”、ダブルグレープフルーツの“W”を大きく配し、ローソンらしさを込めた。
四つ目は、サンガリア ゼロサワーの新商品。4月28日発売の「サンガリア ゼロサワーラムネ(350ml:114円)(500ml:150円)、5月26日発売の「同 ゼロサワー塩と梅」という暑い季節に向けた新フレーバーを展開し、既存ユーザーにもアピールを続ける。
○2026年は種類売り上げ約1割増を見込む
蒸留所と直接協業することで従来にない高付加価値商品を生み出し、これまでコンビニでアルコール飲料を購入しなかった層の来店機会創出に繋げているローソン。倉光氏は、高付加価値商品が選ばれる理由を3つにまとめる。
1.“飲むときは良いものを”というニーズ
2.アウトドアなどの外飲み需要
3.缶だからこそレコメンドしやすい手頃な価格
同時に、低価格帯商品では若年層の新規開拓も図っており、同社の二極化戦略が明確に示されている。同社は2026年の酒類売り上げ目標として、約1割増を見込んでいるという。











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