引退したプロボクシング世界王者の親睦会「世界チャンピオン会」が2日、都内で「世界チャンピオンとディナーのひととき」を開催。元世界フライ、バンタム級王者のファイティング原田氏(83)ら男女53人の元世界王者が出席し、ファンと交流した。

日本女子で初めて国際ボクシング殿堂入りを果たした元女子世界5階級制覇王者・藤岡奈穂子さん(50)には、所属していたジムの元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二会長(54)から祝福の花束が贈られた。

 藤岡さんは、2009年にプロデビューすると、ミニマム級、スーパーフライ級、バンタム級、フライ級、ライトフライ級の順に世界王座を獲得。男女を通じて日本人選手初の世界5階級制覇を達成し、23年5月に現役引退を表明。昨年12月、殿堂入りが発表された。「日本初というものをつくれたことはすごく誇りに思う。自分も(世界王者に)なれるかもしれないと、子どもたちに夢を与えられたことはすごいことだなと思う」。11日から14日まで、米ニューヨーク州カナストータの「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」で開催される式典に出席する。「殿堂入りはあんまりピンときていないところも多いが、(式典が行われる)現場がすごいと聞いているので楽しみ。そこで感じることもあると思うので、持って帰ってきたいなと思います」と笑顔を見せた。

 日本人はこれまで、ファイティング原田氏、マッチメーカーのジョー小泉氏、帝拳ジムの本田明彦会長、大場政夫氏(故人)、具志堅用高氏が国際殿堂入りしている。

 藤岡さんは現在、順大大学院のスポーツ健康科学研究科2年に在籍している。「なかなかプロボクシングに研究が入り込むことは今までなかった。

いろいろ研究して、感覚だけではなくエビデンスに基づいて何かやれたら面白い。男子、女子関係なく、ボクシング界を盛り上げていけたらいいなと思っている」と話した。

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「世界チャンピオン会」出席者(敬称略)

 <男子>

ファイティング原田、沼田義明、柴田国明、具志堅用高、中島成雄、上原康恒、渡嘉敷勝男、渡辺二郎、友利正、浜田剛史、井岡弘樹、大橋秀行、畑中清詞、平仲明信、竹原慎二、飯田覚士、徳山昌守、セレス小林、佐藤修、川嶋勝重、長谷川穂積、坂田健史、内藤大助、小堀佑介、粟生隆寛、石田順裕、内山高志、李冽理、下田昭文、清水智信、八重樫東、山中慎介、佐藤洋太、五十嵐俊幸、三浦隆司、江藤光喜、田口良一、田中恒成、木村悠、福原辰弥、京口紘人、木村翔、岩佐亮佑、伊藤雅雪

 <女子>

富樫直美、小関桃、多田悦子、藤岡奈穂子、山口直子、池原久美子、好川菜々、江畑佳代子、花形冴美

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