名古屋大学(名大)は5月1日、飲料ボトルなどに広く用いられるPETボトルの廃棄物を原料として、多孔性材料「有機金属構造体」(MOF)を、前処理なしで直接合成する手法を開発したと発表した。

同成果は、名大大学院 環境学研究科のカイー・チャン博士(現・香港理工大学)、同・ジンチェンコ・アナトーリ准教授、名大大学院 工学研究科の川尻喜章教授、同・フランティシェク・ミクシイク特任准教授らの共同研究チームによるもの。
詳細は、環境・エネルギーや先端材料など、化学工学の応用研究を扱う学術誌「Chemical Engineering Journal」に掲載された。
○81.7%の高収率でのCO2合成を達成!

世界的に見てプラスチックのリサイクル割合は依然として低く、環境中に廃棄される量も少なくない。プラスチックは微細化しても完全には分解しないため、マイクロプラスチックやナノプラスチックとして、生態系やヒトの健康への深刻な影響を及ぼすことが懸念されている。
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