新日本プロレスの人気プロレスラーにして「100年に一人の逸材」と言わしめ、プロレスラーを引退したばかりの第11代社長(’23年12月就任)棚橋弘至が、日々の激務のなかでひらめいたビジネス哲学を綴っていく。今回は「社長の夢」について。
vol.70 棚橋社長が震えた、新日本プロレス会長の社長時代の夢
日々、反省する。仕事をしていると、ミスがあったり、大事な案件を進められていなかったり、会議中にプロテインを飲みたくなったり……。
我ながら「至らないな」と感じることがあります。
社長就任3年目になり、仕事のルーティンは掴めてきました(ようやく)。
ただ、その仕事の内容は、会議の司会進行や、案件の確認・承諾など、「どうしても僕じゃなきゃダメかな?」と、思ってしまうこともあります。
いや、僕じゃなきゃダメなんですけどね、実際(笑)。
もちろん、そこに「やりがい」を感じますし、「感謝」もあります。
けれど、そこに満足することなく、進化し続けなくてはいけませんよね。
なぜ、このタイミングで僕が社長になったのか?
その意味を、しっかり理解し、誇張し、大げさに、かつ大胆に、ド派手にやる!
そうしてこそ、棚橋弘至が「任された」意味があるってことじゃないか……!と思うわけです。
「任される」というより「託された」ってほうのニュアンスが合ってるかな。フフフ。
【任す】仕事や責任を他人にゆだねること。
【託す】自分の物、思い、願いなどを他人に預けること。自身の意思や希望を託すといった精神的な意味にも使われます。
辞書で調べてみても、細かい違いがわからない(笑)。とにかく、「大きな夢を預かった」んだと思っています。
では、社長としての大きな夢とは何でしょうか?
新日本プロレスを大きくすること?
楽しんでいただくこと?
プロレスを広めること?
どれも正解ですね。そのためには、もっともっと頑張らないと!
すると、会長は淡々と語り始めたのでした。
「タナ君、それは借金を返すことだよ」
当時の決算書を見ながら、慣れた手つきで会長は電卓を打ちます。みるみる額が増え続ける……。
ゼロが増え続け、16億まで来たところで、恐る恐る聞いてみました。
「会長、その金額は……」
「これは、当時の借入金だよ。
今はとても恵まれています。
会社の体制も整い、有望な選手もたくさんいる。この状況には、感謝しかないじゃないか……。
「至らない」なんて言ってられない。
全力で頑張っていこう。
感謝の気持ちを忘れずに。大きな夢に至るまでは。
今週のオレ社訓 ~This Week’s LESSON~
現状に満足せず「大きな夢」を全力で追い続ける!<文/棚橋弘至 写真/©新日本プロレス>
―[新日本プロレス社長・棚橋弘至のビジネス奮闘記~トップロープより愛をこめて]―
【棚橋弘至】
1976年生まれ。新日本プロレスの第11代社長(’23年12月就任)。’26年1月4日を以て現役を引退。キャッチコピーは「100年に一人の逸材」
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年10月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61-wQA+eveL._SL500_.jpg)
![Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2024年 10月号[日本のBESTデザインホテル100]](https://m.media-amazon.com/images/I/31FtYkIUPEL._SL500_.jpg)
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年9月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51W6QgeZ2hL._SL500_.jpg)




![シービージャパン(CB JAPAN) ステンレスマグ [真空断熱 2層構造 460ml] + インナーカップ [食洗機対応 380ml] セット モカ ゴーマグカップセットM コンビニ コーヒーカップ CAFE GOMUG](https://m.media-amazon.com/images/I/31sVcj+-HCL._SL500_.jpg)



