通信カラオケ「JOYSOUND」を展開するエクシングと、α世代の研究・情報発信を行う「α世代ラボ」は20日、α世代も含めた世代別「カラオケ利用に関する実態調査」の結果を発表した。α世代のカラオケ初体験は平均9.4歳で、全世代の中で唯一の1ケタ台となり、カラオケ利用の“若年化”が浮き彫りになった。
○世代が若くなるほどカラオケ体験年齢低下
α世代は、Z世代の次に続く、おおよそ2010~24年ごろに生まれた世代を指す。現在、一番上の層は中学生から高校生へと成長し、徐々に消費やカルチャーの担い手としても注目を集めている。
調査では、初めてカラオケを体験した年齢について、α世代の平均が9.4歳となった。Z世代は平均10.9歳、Y世代は30代で11.3歳、40代で13.9歳、X世代では50代が18.1歳、60歳以上が23.8歳となっており、世代が若くなるほどカラオケ体験年齢が下がっている傾向が明らかになった。
背景にあるのは、カラオケの位置づけの変化だ。かつては「大人の夜の社交場」だったカラオケが、Z世代では「放課後の遊び場」として一般化し、現在のα世代では「幼児期からの家族レジャー」へと変化しているという。
定性調査では、α世代から「小さい頃から家族でカラオケに行っていたので、“特別な場所”という感覚はあまりない」「最初は親に連れて行ってもらったと思います。アニメの曲とか、家や車で流れていた曲を歌っていたら楽しくて、カラオケが好きになりました」といった声が寄せられた。
○カラオケが一番楽しい相手は「中学の友達」
「カラオケが最も楽しいと感じるのは、どのような相手と行く時か」という質問では、α世代で「中学校の友人」が55%で最多となった。日常的に接点の多い友人同士でカラオケを楽しむ傾向が見られる一方、「趣味や推しが同じ友人」も24%に上り、約4人に1人が“好きな音楽やコンテンツを共有できる相手”とのカラオケに楽しさを感じている。
α世代の中高生にとって、カラオケは単に歌う場所ではなく、友人と時間を共有する場所にもなっている。お小遣いでも長時間滞在できる空間として、歌唱だけでなく、動画撮影、SNS共有、推し楽曲を流しながらの会話など、居場所として定着している様子がうかがえる。
調査では、「“推しが同じ友達”と行くと、ライブ映像を流したり、一緒にコールしたりできるのでめちゃくちゃ盛り上がります。普通に遊ぶより“好きなものを共有している感じ”が強いです」という声もあった。
○利用目的1位は「盛り上がって騒ぎたい」
複数人でカラオケに行く際の利用目的では、Z世代やY世代を含む他世代で「自分の好きな曲を思いきり歌いたい」が最多だったのに対し、α世代では「盛り上がって騒ぎたい」が31%で最多となった。
定性調査では、α世代にとってカラオケが長時間没入できるコミュニケーション空間として機能している実態も見えてきた。「テスト勉強をしようと参考書を持ち込んだものの、結局マイクを手に取って歌ってしまう」といった“カラオケあるある”も複数挙がったという。
また、ある対象者は「部屋に入ったら一番最初に曲を予約するようにしています。理由は単純で、その日のメンバーの中で、誰よりも一番多く曲を歌いたいから」とコメント。別の対象者からは「長い時は10時間くらいいます。100曲超える時も全然あります」という声もあった。
調査では、α世代のカラオケについて、「歌を披露する場所」ではなく、曲をノンストップで共有し続けることで“熱量を同期し続ける空間”へと変化していると分析している。
○新曲以外の認知はYouTubeが51%
「最近リリースされた新曲以外の曲」を知ったきっかけを聞くと、α世代では「YouTube」が51%で過半数を占めた。TikTokやYouTube Shorts、音楽サブスクリプションのおすすめプレイリストなどを通じて、最新曲だけでなく過去のヒット曲にも自然に触れているという。
一方で、親が流す音楽の影響も大きい。車内で流れる浜崎あゆみや宇多田ヒカルの楽曲を覚えたり、父親からオアシスやモーニング娘。を薦められたりするケースも見られた。
対象者からは「TikTokで流れてきた曲をネットで調べることが多いです。そこから関連曲をどんどん聴くこともあるので、自分の世代じゃない曲も普通に聴いています。親が知っている曲だと、家族でカラオケに行った時に盛り上がります」「父親に“これ聴いてみな”って言われて、オアシスとか昔の洋楽を知りました」といった声が寄せられている。
調査では、α世代の楽曲認知について、SNS視聴や音楽サブスクによる「アルゴリズム型」と、親から共有され受け継がれる「バトン型」が融合していると分析する。
○4人に3人が親と音楽の話
親子間の音楽コミュニケーションも活発だ。「自分がカラオケで歌う好きなアーティストについて、親と話したことがあるか」と質問したところ、α世代では76%が「ある」と回答。約4人に3人が、親とカラオケで歌う曲や好きなアーティストについて会話していることが分かった。
さらに、「親子で盛り上がれる共通曲があるか」という質問では、44%が「ある」と回答した。家庭内や車内で日常的に流れている楽曲をきっかけに、親子で共通の曲を楽しむ実態が見られる。
α世代の人気曲ランキングには、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」(1995年)、ポルノグラフィティ「サウダージ」(2000年)、椎名林檎「丸ノ内サディスティック」(1999年)、Superfly「愛をこめて花束を」(2008年)、GReeeeN「キセキ」(2008年)など、10~20年以上前にリリースされた楽曲もランクインしている。
同調査では、現在は新曲と過去曲がSNSのアルゴリズム上でフラットに並び、α世代にとっては“昔の曲”という認識が薄くなっていると指摘。「リリース年」ではなく、“いまSNSで流れているかどうか”が楽曲認知の基準になっている可能性があるという。
その結果、親世代にとっては“青春ソング”だった平成後半のヒット曲が、α世代にとっては“SNSで流行っている曲”として再発見され、親子で同じ曲を歌う“親子二世代ファンダム”が形成され始めていると見ている。
調査は、定量調査が全国のカラオケユーザー1,458人を対象に、2026年3月13日から31日までインターネットで実施。定性調査は、カラオケを利用しているα世代4人を対象に、同年3月31日から4月3日まで個別インタビューで行われた。











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