昨季最優秀防御率に輝いた才木も苦しい投球が続く(C)産経新聞社

 投手王国といわれた阪神が揺らいでいる。

 4月28日に行われたヤクルト戦(神宮)に先発した才木浩人は自己ワーストタイとなる2回6失点KO。

2回は味方の失策もからんでの失点とはなるが、無死一、二塁で迎えた相手先発、吉村貢司郎にも四球を与えるなど痛い四球となった。

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 結果、無死満塁として1番の長岡秀樹にセンターに2点適時二塁打を許し、さらにこの日から合流の内山壮真にも適時打を浴びるなど一挙6失点のビッグイニングを作られてしまった。

 試合は不動のリードオフマン近本光司が抹消されて初の試合、より引き締めて臨みたいところだったが守備の乱れもあり空転した。

 何より才木は前回21日のDeNA戦に続き6失点KOと、昨季も最優秀防御率のタイトルを獲得とチームをけん引してきた右腕エースのメカニックが心配されている。

 また昨年は先発、救援ともに圧巻のパフォーマンスを残した阪神投手陣だったが、今季ここまでのチーム防御率は3・40とリーグワースト2位に沈む。

 救援陣では昨年防御率0.17、50試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立した石井大智の故障離脱、両リーグ最多の66試合登板とフル回転した左腕リリーバーの及川雅貴も現在ファームで調整中。水も漏らさない完璧なリリーフ継投がたびたび話題を集めたが、継続して成績を残していくことの難しさも浮き彫りとなっている。
 
 29日に行われる9連戦2戦目、ヤクルトとの首位攻防の第2ラウンドはここまで2完封と圧巻のパフォーマンスを残している左腕、高橋遥人が先発予定。相手先発も好調な左腕、山野太一とのマッチアップとなる。

 チームではここにきて負傷者も増えるなどイレギュラーな事態が起こっているとあって、空気を変える快投を見せられるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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