ドジャース打線に起きている現象を米メディアが指摘した(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間4月29日、本拠地でのマーリンズ戦に2-3で敗れた。これで1勝2敗となり、カード負け越しとなった。

「1番・DH」で先発出場の大谷翔平は2打数無安打、3四球、1盗塁という成績だった。

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 米メディア『ClutchPoints』は「2026年シーズンを最高の滑り出しでスタートさせたドジャースだが、ここ最近は足踏み状態が続いている」とし、この日敗れたことで、直近12試合で7敗を喫しているという。

 一方で投手陣は好調だ。同メディアは「ドジャースの投手陣は、4月中に6失点以上を喫したのがわずか4回のみと、相変わらずの盤石ぶりを維持している」と説明。
 
 ただ「打線は長期間にわたって驚くほど沈黙しており、現在開催中のホームでの連戦でも、選球眼の乱れが原因で、満塁の好機を何度も逃すといった深刻な場面が目立っている」と指摘した。

 この日も、9回に一死満塁と逆転サヨナラの場面をつくったが、フレディ・フリーマンが併殺打に倒れて試合終了。そのフリーマンは、「投手陣のおかげで試合の形はつくれている。あとは打撃陣が自分たちの役割を果たすだけだ」と述べたという。

 36歳のベテランはチームの現状について「投手陣の踏ん張りは本当に目を見張るものがある。彼らを称賛せずにはいられない。どんな試合でも我々に勝機があるのは、間違いなく彼らのおかげ。ただ、攻撃陣としては、ここ数試合は自分たちが本来あるべき姿ではなかった。

この(明日の)オフをいいきっかけにして、また本来の自分たちの野球を取り戻したいと思っている」と、巻き返しを誓った。

 同メディアは「驚くべきことに、わずか49打席のダルトン・ラッシングが、ショウヘイ・オオタニ、テオスカー・ヘルナンデス、ウィル・スミス、カイル・タッカー、そしてフリーマンを上回る本塁打を記録している」と指摘。49打席のラッシングが7本塁打を記録している中、大谷は134打席で6本塁打、フリーマンは123打席で3本塁打という状態だ。

 さらに、記事では「デーブ・ロバーツ監督はこの控え捕手に打席機会を与えるべく、起用法に工夫を凝らしているが、ドジャースが真に必要としているのは、スターたちがスターらしい働きを見せ、コンスタントにアーチを量産し始めることだろう」と記した。

 移動日1日を挟み、敵地で6連戦を迎えるドジャース。強力打線が目を覚まし、王者の力を見せつけられるか注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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