板山の“サイクル超え”の一発で中日に流れが傾いたかに思えたが…(C)産経新聞社

 5月15日、中日の板山祐太郎が“サイクル超え”となるグランドスラムを放った。

「7番・右翼」で今季9試合目のスタメン出場となった板山。

2回の第1打席で一二塁間を破る安打を放つと、4回の第2打席では右翼線を破る二塁打をマーク。6回の第3打席では右中間のウイング席に3号ソロを叩き込んだ。

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 三塁打が出ればサイクル安打達成という状況で迎えた7回の第4打席では、右翼席に飛び込む4号満塁弾を放ち、“サイクル超え”を果たした。

 一時逆転となる一発にファンからは「偉人すぎる」「右安→右2塁打→右中本→右本でサイクル超えは神」「弾道が美しすぎる」「最高の仕事人!」「何回でも見れちゃう」「板山無双」などと称賛の声が相次いで寄せられていた。

 現在32歳の板山は、成立学園高から亜細亜大を経て、2015年ドラフト6位で阪神に入団。阪神では1年目に40試合に出場して25安打を放ったが1軍定着は果たせず、2023年オフに戦力外となり、育成選手として中日に入団。

 翌2024年5月に支配下選手登録されると、65試合に出場し、3本塁打を含む42安打とキャリアハイを更新。2025年も84試合に出場するなどユーティリティープレーヤーとして活躍を見せた。

 今季はここまで打率1割台と苦しんでいるものの、4月25日のヤクルト戦では満塁弾を放つなど、随所で勝負強い打撃を見せている。1試合2本塁打は自身初。シーズン2本の満塁弾は、チームでは2019年の堂上直倫(現コーチ)以来の快挙だ。

 チームが8、9回に計5点を許して5-8の逆転負けを喫したのは痛恨だが、板山の活躍は心強い限り。

這い上がってきた男は30歳を越えてなお、輝きを増している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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