HYBE × Geffen Recordsによるスカウトプロジェクト『WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE』(毎週火曜 後8:00)の最終話が12日にABEMAで放送され、咲来(SAKURA)が、デビューメンバーに選ばれた。オリコンニュースでは、咲来にインタビューを行い、“シンデレラストーリー”を生み出した原動力に迫った。


 約1万4000人の応募から最終候補として残ったのは、オーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典(通称:ガルプラ)』に出演していたAYANAと、歌・ダンス未経験の咲来。フィナーレでは、ともにデビューすることになるKATSEYEが誕生した『The Debut: Dream Academy』の参加者・エミリー(EMILY)、レクシー(LEXIE)、サマラ(SAMARA)とオリジナル曲に挑戦し、咲来がメンバーに選ばれた。

■“未経験”を凌駕する“スター性”「デビューが決まっていると錯覚するほどポジティブに」
 合格の瞬間について咲来は「今までの努力が報われてすごく良かったという気持ちと、安心感もありました。自分の目指していたところに立てるようになったという喜びが一番大きかったです」と振り返る。一方、実感はまだ追いついていないといい、「周りの方々がお祝いしてくださって合格したことは頭では理解しているのですが、まだ実感は湧いていないです。デビューしていろいろなステージに立つことで実感が湧くのかなと思っています」と、これからの活動への期待を口にした。

 オーディションに挑戦したきっかけは、ME:Iが誕生した『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』だった。「課題曲にK-POPが多く使われていて、そこからK-POPを好きになりました。それでオーディション番組に出てみたいと思っていたところ、こちらを見つけて『応募してみよう!』と思いました」と明かす。

 歌・ダンス未経験での参加については「実力のある方が多く、不安や心細さはありました」としながらも、「それを努力と成長で乗り越えた結果、今につながったのかなと思います」と前を向く。支えとなったのは“未来を想像すること”だったという。「自分がすでにデビューが決まっていると錯覚するほどポジティブに、前だけを見て進むことを意識していました」と語った。


■悔しさをバネに“圧倒的成長” ライバルに感謝「その言葉があったからここまで来られた」
 前向きを心がけていた日々の中でも、悔しさを味わった瞬間は少なくなかった。特に印象に残っているのは2次審査。「19人中16位という結果で、合格圏内に入っていなかったことが悔しかったです。歌でも声が裏返ってしまって、審査員の方から『期待していたのにがっかりしました』と言われたこともあり、本当に悔しかったです」と苦笑い。それでも、「そのフィードバックを跳ね返すくらい努力して、3次審査では別人と思われるくらいの成長した姿で勝負しようと思いました」と、悔しさを原動力に変えた。

 一方、うれしかった出来事として挙げたのは、ダンスの成長を認められた瞬間だった。「ダンスの先生が私のパフォーマンスを見て涙を流してくださったんです。『最初の頃と比べてすごく伸びている』と言っていただけて、本当にうれしかった」と語り、「自分のパフォーマンスで人の感情を動かせたことがうれしくて、これからもそういう存在になりたいと思いました」と目を輝かせた。

 仲間の存在も大きな支えとなった。中でもAOIからの言葉は印象深いという。「『咲来ちゃんなら大丈夫、この先は絶対に成功する』と言ってくれて、不安なときにすごく安心できました。その言葉があったからここまで来られたと思います」と感謝を口にした。


 フィナーレではエミリー、レクシー、サマラとともにオリジナル曲に挑戦。最初はなじめなかったと振り返るが、「先生やエミリーちゃんに教えてもらいながら急成長できて、みんなになじめたことが大きな一歩でした」と手応えを語る。合格後はレクシーとショッピングに出かけるなど交流も深めており、「『未来が楽しみだね』と話しながら過ごしました」と笑顔を見せた。

■LE SSERAFIM・SAKURAに憧れ「頑張る力になりました」
 憧れの存在として挙げたのは、LE SSERAFIMのSAKURA。「表情管理や努力家なところを尊敬しています。努力できる人は本当にかっこいいと思うので、自分もそうなりたい。努力し続ければ近づけるかもしれないという思いが、頑張る力になりました」とリスペクト。SAKURAは、スタジオキャストとして同番組を見守る存在でもあり、「うれしさもありつつドキドキもありますが、いただいたフィードバックをしっかり受け止めて今後に生かしたい」と意欲を見せた。

 今後の目標については、「いつかはコーチェラ・フェスティバルに立つこと」と掲げる。「想像がつかないくらい大きなステージですが、いつかそこでパフォーマンスしたい」と夢を語った。最後に「まだまだ伸びしろがあると思うので、もっともっと成長して、今までと違う姿も見せたいです」と宣言。「これからの自分を期待していてください」と力強くメッセージを送った。
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