山崎夏軌によるガールズフィッシング漫画『つりこまち』が実写映画化されることが決まった。併せて、ビジュアルと原作者・山崎のメッセージが到着した。



【写真】釣りに魅了された女子高生たち描く『つりこまち』原作書影

 『つりこまち』は、「ヤングガンガン」『スクウェア・エニックス)にて2021年から24年まで連載。9歳で天才釣り少女と呼ばれたが、ある事故から夢(ロマン)を追えなくなった主人公・館山真理萌(マリモ)が、情熱的な少女テトラとの出会いを通して再び「釣りで金メダル」を目指す物語だ。“釣り”をテーマに、Z世代の女子たちの青春、友情、ライバル関係、そして成長を描く。

 釣りに魅了された女子高生たちが、それぞれの思いを胸に釣りのバスフィッシング大会へ挑み、戦いとは何か、友情とは何か、勇気、希望や夢を持つことの意味を問いかけている。勝ちたいー。認められたいー。仲間と一緒に笑いたいー。ぶつかり合いながらも絆を深めていく彼女たち。水難事故で母親を亡くした主⼈公の、閉ざしていた“心”が友情やライバルによって開かれていき、水面に映る“本当の自分”と向き合いながら、一投にすべてを懸ける青春が、今、動き出す。

 原作者・山崎夏軌は「この作品は、幼い頃に楽しみにしていた地上波の釣り番組が次々と姿を消していく中で、釣り業界の衰退を感じ、『自分に何かできることはないか』という思いから生まれたものです。少しでも釣りの魅力を伝えられたら、そんな気持ちで描き続けてきました」と明かした上、「この映画をきっかけに、釣りの楽しさや奥深さがより多くの人に伝わり、少しでも業界が盛り上がってくれたら、これ以上に嬉しいことはありません」とメッセージを寄せた。

 映画『つりこまち』のキャスト、スタッフ、公開時期は未発表。


原作者・山崎夏軌のコメント全文は以下の通り。

■原作者・山崎夏軌 コメント全文

 「つりこまち」がこのたび映画化されることになり、驚きとともに大きな喜びを感じています。まさか自分の描いてきた物語が、こうした形で広がっていくとは思ってもいませんでした。この作品は、幼い頃に楽しみにしていた地上波の釣り番組が次々と姿を消していく中で、釣り業界の衰退を感じ、「自分に何かできることはないか」という思いから生まれたものです。少しでも釣りの魅力を伝えられたら、そんな気持ちで描き続けてきました。
 「つりこまち」の連載が終わり、新たなマンガ制作に取り組んでいた矢先に飛び込んできた今回の映画化の話は、本当に突然で、正直しばらく現実味がありませんでした。それでも、多くの方に支えられてここまで来られたことを改めて実感しています。
 この映画をきっかけに、釣りの楽しさや奥深さがより多くの人に伝わり、少しでも業界が盛り上がってくれたら、これ以上に嬉しいことはありません。

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