アイドルグループのSUPER☆GiRLSのリーダー八坂沙織が、22日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われたコンサート『iDOL Street Carnivcal 2013 Winter X’mas Special』昼の部で、グループから卒業することを発表した。来年2月にパシフィコ横浜で行われる単独ライブが八坂の卒業ステージとなる。
八坂は、来年3月に上演される東宝ミュージカル『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』のヒロインに大抜擢されている。

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 アンコール明けに登場したSUPER☆GiRLSリーダーの八坂は、「SUPER☆GiRLは、2014年さらなる進化を遂げます!」と力強く宣言し、9枚目となるシングル発売を発表。「新しい道に進む私たちの決心と、新しい道へ進むすべてのみなさんを背中を押すようなポジティブな曲になっている」と新曲を説明。続けて、八坂が東宝ミュージカルに合格したこと報告し、応援してくれるファンに感謝の気持ちを伝えたあと、「私、八坂沙織はSUPER☆GiRLSを卒業します!」と発表。会場には、集まったファンからの驚きの声で響いた。

 八坂は続けて、「これからも夢に向かって全力で突き進んでいきますので、新しい道に進む八坂沙織をどうか応援よろしくお願いいたします」と呼びかけた。さらに、八坂の卒業ライブを来年2月23日に神奈川県・パシフィコ横浜国立大ホールで開催することも発表し、八坂のイメージカラーの“スカイブルー”に合わせた9枚目シングル「空色のキセキ」を熱唱すると、メンバーの中には涙をかくしれきないものもいた。

 ライブのあとに行われた囲み会見では、八坂は「小さいことから東宝ミュージカルや宝塚が大好きで、ただの“ファン”だったのですが、SUPER☆GiRLSに入って、歌って踊ることが楽しくなって、ミュージカルに出てみたいと思うようになった」と経緯を説明。目標は、『レ・ミゼラブル』への出演で、憧れの島田歌穂のように日本を代表するミュージカルスターになりたいと語った。代わりのリーダーは現在のところまだ決まっておらず、八坂は「誰がなってもおかしくない」と話した。

 また、八坂に代わってこれまでストリート生としてレッスンを積んていた浅川梨奈(14)と内村莉彩(13)が、新メンバーとしてグループに加入することも発表。これまで最年少だった前島亜美は、「アイドリング!!!の菊地亜美さんに『そろそろ妹キャラをやめた方がいいんじゃないか』と言われていたので、妹キャラを脱却し、一人のメンバーとしてグループを支えていけるようになりたい」と誓った。


 この日開催されたライブには、エイベックスのアイドル・プロジェクト「iDOL Street」に所属するSUPER☆GiRL、Cheeky Parede、GEM、ストリート生総勢46名が登場。先輩グループのSUPER☆GiRLは「常夏ハイタッチ」「MAX!乙女心」などヒット曲で会場を盛り上げ、“小生意気で攻撃的”がコンセプトのCheeky Paredeと、来年1月1日にメジャーデビューするGEMもフレッシュなパフォーマンスを見せつけた。
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