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『ひよっこ』は、東京オリンピックが開催された1964年から物語が始まる。高度成長期の真っただ中、日本の発展を支えたのは、地方から上京し懸命に働いた名もなき人々。本作のヒロイン・谷田部みね子(有村)もそんなひとり。茨城県北西部の村に生まれ、集団就職で上京した“金の卵”のヒロインが、自らの殻を破って成長していく波乱万丈の青春記を描く。
第1週は茨城編ということで、高校卒業間近のみね子が、仲間とともに進路について悩んだり、家業の農作業を手伝う姿などが描かれているが、有村は役柄に合わせて「日に焼けたメイクをして、体重も今より5キロくらいあって…」と明かす。
そのみね子の姿を自分で見て、「色も黒いし、農作業のためにはんてんとか着たりしていることもあって、『ああ、田舎もんだな』って思いました」と笑う。ちなみに体重増の手段について問われると、「3食お米を食べると自然とそうなります」と微笑んだ。
メイクや体重、そして茨城弁のセリフのしゃべり方など、役柄のみね子に違和感なく溶け込んでいるが、「友人の時子(佐久間由衣)と比較して、これくらいもっさりとしているのがよかったなと思います」と語った。
そんな有村を見て岡田は「見ている方に愛していただけるキャラクターになっているなと思います」と太鼓判を押した。現在は東京でのみね子の場面の撮影に入っており、1週目と比べるとスマートな印象となっている。
最後に有村は「大きな出来事があってどんどん展開していくという物語ではありませんが、笑えるところもあったり、だけど胸にぐっとくるところもあり、見てくださるみなさんにいろんな気持ちになってもらえる作品と思います」とアピールした。
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』は4月3日(月)より放送予定。