【写真】麻生美代子さんが担当した磯野フネ 娘サザエとの2ショットも
フネの娘で主人公のフグ田サザエ役を務める加藤みどりは「放送が始まった時は私が一番年下だったのですが、それからずっと、何かあればいつも麻生さんに相談できて、頼りになる先輩でした。現場でもムードメーカー的存在なので、『サザエさん』の中でも外でも麻生さんがいれば安心してやってこられました」と、麻生さんとの思い出を振り返り、「趣味人でもありいろんなことに前向きな方で、80歳になられても声が出るし、滑舌も良く、先輩として皆の目標になっていました。なので、私の中では同じ形で麻生さんが生きているような感じがして、懐かしい思いがします。どこにいても、麻生さんは麻生さんです」と今の思いを語った。
サザエの息子、タラちゃんことフグ田タラオを演じる貴家堂子も「とても残念でさびしいです…。安らかにお眠りください」とコメントを寄せている。
またアニメ『サザエさん』からスタッフ一同としてもコメントが発表された。「放送開始から46年の間、麻生さんに演じ続けていただいたフネさんは、優しくてしっかり者でありながらかわいらしいところもある、磯野家の自慢の母でした」とフネのキャラクターを評し、「ひとりの女性として誰もが憧れるフネさん像を築いてくださったことに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。『サザエさん』スタッフ一同、これからも麻生さんの思いを大切につないでいきたいと思います。本当に、ありがとうございました」と、麻生さんへの感謝の思いをつづっている。
麻生さんは46年務めたフネ役を2015年9月に降板。