1985年に女優のブリジット・ニールセンと俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー共演で実写映画化された『レッドソニア』。ブライアン・シンガー監督メガホンでリブート版の制作が進められていると報じられていたが、シンガー監督が企画から外されていることが明らかになったという。


【写真】ブリジット・ニールセン主演『レッドソニア』場面写真

 タイトルロールの女性戦士レッドソニアは、ロバート・E・ハワードのファンタジー小説『英雄コナン』シリーズに登場し、マーベルコミックにも描かれたキャラクターだ。1985年の実写映画版では、悪の女王ゲドレンに村を焼かれ、姉を殺されたレッドソニアが復讐のために立ち上がる。

 The Hollywood Reporterによると、シンガー監督は取り沙汰された過去の未成年男子に対する性的暴行疑惑が原因でクビになったのではないという。シンガー監督が作品にからんでいると北米の配給会社を確保できなかったため、ミレニアム・フィルムズのCEOで映画プロデューサーのアヴィ・ラーナー氏は、シンガー監督を切る判断をしたとのこと。

 ミレニアム・フィルムズ製作でのリブート版企画は2018年に発表され、マシュー・ヴォーン監督の映画『X‐MEN:ファースト・ジェネレーション』のアシュリー・エドワード・ミラーが、脚本を執筆すると報じられていた。

 新しい監督候補やキャスティングなどの詳細は、現時点で不明だ。
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