Getty Images

 山下智久主演ドラマ『正直不動産2』(NHK)に十影健人役で出演中の俳優・板垣瑞生のファンクラブが、突如閉鎖された騒動。その理由について、ネット上で臆測を呼ぶ事態となっている。

 現在23歳の板垣は、小学生時のスカウトをきっかけに、大手芸能事務所・スターダストプロモーションに所属。2015年公開の映画『ソロモンの偽証』では準主役の神原和彦役を演じたほか、14年~20年までボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーとしても活動していた。

 そして今期は『正直不動産2』と『ブラックガールズトーク』(テレビ東京系)のレギュラーキャストを掛け持ちし、先月封切られたばかりのムロツヨシ主演映画『身代わり忠臣蔵』(24)に加藤太右衛門役で出演。今月10日には、大阪で『板垣瑞生カレンダー2024.4-2025.3』(SDP)の発売イベントが開催予定であった。

板垣瑞生、異変前日のラップが話題「ライザップで鍛えられねえ……」

 そんな多忙な板垣は8日早朝、雪の降る野外でインスタライブを行っていた模様。視聴していたファンによれば、「ディス・イズ・ザ・ハイ・ライフ、ナイフくらい危ない俺のラップ、ライザップで鍛えられねえ俺のラップ」「つけてやるぞあいついらにバッテン、愛してるぜみんな、ありがとな、グッナイ」などとラップを披露していたようだ。

 しかし、9日に突如、事務所から「この度、本ファンクラブは2024年3月9日(土)をもちまして、運営を閉鎖することとなりました」「有効残月数ごとにご返金金額を算出し、ご返金いたします」とファンクラブの閉鎖がアナウンスされたほか、翌日のイベントも中止に。

事務所公式サイトのプロフィールをはじめ、過去の板垣関連の情報ページや彼が映っている動画、公式SNSなどが9日までに削除されてしまった。

 この状況から、スターダストプロモーションとの契約が解除されたものとみられているが、事務所側はなぜか理由を明かしておらず、ネット上では「契約違反行為がバレた?」「コンプラ違反?」などと勝手な臆測が飛び交っているようだ。

 なお、とあるスターダストプロモーション関係者は「現時点では、経緯を事務所側が公表する予定はないようです」と話しており、ファンのモヤモヤはこの先も晴れないかもしれない。

元Aぇ! group・福本大晴も“一発解雇”理由が不明

 また、理由不明のまま“一発解雇”されたという共通点から、関西ジュニア内ユニット・Aぇ! groupのメンバーだった福本大晴を想起した人も多かった様子。

 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は昨年12月30日、福本について「コンプライアンス違反の疑い」が発覚し、事実であることが確認されたとして、同日付でマネージメント契約の解除を発表。コンプライアンス違反の詳細に関しては「当該関係者の方々のプライバシーならびにご意向を尊重し、公表を控えさせていただきます」として明かされなかった。

 多くのファンから「何があったの!?」「大好きだったのに……。単なる独立とかならいいけど」と困惑する声が相次いでいる板垣。M!LK卒業時には「自分はお芝居が好きです」「役者として皆様の眼に映るように沢山努力と成長してまいります」(原文ママ)と決意をつづっていた彼だが、再び表舞台に戻る日はくるのだろうか。