「アフリカからもっとも近い、“黒人のいない”リゾート」モーリシャス [橘玲の世界投資見聞録]

「アフリカからもっとも近い、“黒人のいない”リゾート」モーリシャス [橘玲の世界投資見聞録]
モーリシャスのビーチ。パラセーリングをしている    (Photo:©Alt Invest Com)
       
 モーリシャスはインド洋に浮かぶ島だが、地図を見ればわかるようにアフリカ大陸に近い。私が訪れたのは昨年の12月半ば過ぎで、ヨハネスブルグから約4時間のフライトはクリスマスをこの島で過ごす白人の家族連れで満席だった。

 

 アメリカの作家マーク・トウェンがここを訪れたとき、「神はモーリシャスというパラダイスを創り、それを真似て天国を創った」と語ったという。その賞賛の言葉どおり、美しいビーチと高級ホテルで知られる世界的なリゾートで、面積は約2000平方キロだから沖縄よりひとまわり大きく、そこに130万人のひとびとが暮らしている。

 モーリシャス空港の第一印象は、入国管理がきわめて厳しいことだ。この時期はまだエボラ出血熱の騒ぎがつづいていて、アフリカからの入国者は、感染地域を訪れていないかパスポートで入念に確認された。

 だが、入国審査に時間がかかる理由はそれだけではない。

 たいていの国で日本人はフリーパスだが、ここでは帰りの航空券の提示も求められた。出国時にも、渡航先(マダガスカル)だけでなくその先のヨハネスブルグ行き航空券を示し、モーリシャスには戻ってこないことを証明しなければならなかった。それだけ不法労働者の入国に神経を尖らせているのだ。

 モーリシャスがどのようなところか、ひと言で説明するのは難しい。あえていえば、「インドにとってのシンガポール」ということになるだろうか。ここは華僑ならぬ「印僑の島」なのだ。


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2015年5月10日の経済記事

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