ジャニーズのタレントや安室ちゃん、あゆなどがアジアで人気という話はよく聞くが、そうした流れとは別に、海外でなぜか大人気となっている意外な有名人がいる。
石野真子もその一人だ。
以前、あるテレビ番組で、キューバ出身のSHEILAが、「キューバでは石野真子さんが大人気で、知らない人はいない」と話していたが、番組内では詳細はなぜかスルーされていた。
なぜ石野真子がキューバで? 調べてみると、キューバでは彼女の出演作・NHK大河ドラマの『いのち』が何度も放送されたことから有名人になったということらしい。
とはいえこのドラマ、彼女が主役だったわけではないけど、なぜ?
石野真子の事務所「フロム・ファーストプロダクション」に聞いた。
「彼女がキューバで人気となった理由は、やはり大河ドラマ『いのち』が放送されたせいですね。もともとキューバでは日本の番組がかなり放送されているんですが、10年ほど前に社会情勢があまり良くないとき、『いのち』が放送され、80%の視聴率をとったんですよ」(担当者・清水さん)
キューバのチャンネル数は少ないそうだが、とはいえ、80%というのは、すごい視聴率!
これは『世界で密かにメジャー級! SUGOI★日本人』という番組でも紹介されたそうだが、厳しい時代に、たくましくひたむきに生きる姿がキューバの人たちの胸を打ったのだろう。
ところで、他にも出演者がたくさんいたのに、彼女がいちばん人気となった理由とは?
「主役の三田佳子さんの妹役という役柄のせいもあるでしょうね」
2番手のポジションと、可憐な笑顔などが、キューバの人の心をとらえたのだろうか。
ちなみに、本人が、キューバに実際に行ったのは2回だけなのだとか。1度は先の番組の取材時で、もう1度は10年ほど前に、キューバの大使に招待されたときだという。
その人気ぶりについては、彼女がキューバを訪問したとき、赤い絨毯が敷かれたなどの噂まであるが……。
「本人は完全にプライベートでフラリと遊びに行ったんですが、テレビや新聞の取材陣が殺到するという事態になりました。赤い絨毯はありませんでしたが、そのくらいびっくりするほどの大歓迎ムードだったので、そんな噂が出ているのかと思います」
また、キューバ訪問時には、社会情勢が不安定だったにもかかわらず、本人が好きだということから、なかなか手に入らないバラをもらったり、子どもたちが道端で拾った草花を集めて花束を作ってくれたりと、心打たれる出来事が多かったのだそうだ。
ここまでキューバの人たちを夢中にさせた『いのち』というドラマ、日本人である我々も、もう一度見直してみると面白いかもしれません。
(田幸和歌子)
・フロム・ファーストプロダクションHP
石野真子もその一人だ。
以前、あるテレビ番組で、キューバ出身のSHEILAが、「キューバでは石野真子さんが大人気で、知らない人はいない」と話していたが、番組内では詳細はなぜかスルーされていた。
なぜ石野真子がキューバで? 調べてみると、キューバでは彼女の出演作・NHK大河ドラマの『いのち』が何度も放送されたことから有名人になったということらしい。
とはいえこのドラマ、彼女が主役だったわけではないけど、なぜ?
石野真子の事務所「フロム・ファーストプロダクション」に聞いた。
「彼女がキューバで人気となった理由は、やはり大河ドラマ『いのち』が放送されたせいですね。もともとキューバでは日本の番組がかなり放送されているんですが、10年ほど前に社会情勢があまり良くないとき、『いのち』が放送され、80%の視聴率をとったんですよ」(担当者・清水さん)
キューバのチャンネル数は少ないそうだが、とはいえ、80%というのは、すごい視聴率!
これは『世界で密かにメジャー級! SUGOI★日本人』という番組でも紹介されたそうだが、厳しい時代に、たくましくひたむきに生きる姿がキューバの人たちの胸を打ったのだろう。
ところで、他にも出演者がたくさんいたのに、彼女がいちばん人気となった理由とは?
「主役の三田佳子さんの妹役という役柄のせいもあるでしょうね」
2番手のポジションと、可憐な笑顔などが、キューバの人の心をとらえたのだろうか。
ちなみに、本人が、キューバに実際に行ったのは2回だけなのだとか。1度は先の番組の取材時で、もう1度は10年ほど前に、キューバの大使に招待されたときだという。
その人気ぶりについては、彼女がキューバを訪問したとき、赤い絨毯が敷かれたなどの噂まであるが……。
「本人は完全にプライベートでフラリと遊びに行ったんですが、テレビや新聞の取材陣が殺到するという事態になりました。赤い絨毯はありませんでしたが、そのくらいびっくりするほどの大歓迎ムードだったので、そんな噂が出ているのかと思います」
また、キューバ訪問時には、社会情勢が不安定だったにもかかわらず、本人が好きだということから、なかなか手に入らないバラをもらったり、子どもたちが道端で拾った草花を集めて花束を作ってくれたりと、心打たれる出来事が多かったのだそうだ。
ここまでキューバの人たちを夢中にさせた『いのち』というドラマ、日本人である我々も、もう一度見直してみると面白いかもしれません。
(田幸和歌子)
・フロム・ファーストプロダクションHP
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