以前、コネタでも紹介していた『明治ミルクチョコレートパズル』のシリーズに、新しく『明治アポロチョコレートパズル』と『明治マーブルチョコレートパズル』が仲間入りした。私は見た目のカワイさにひかれ、『明治アポロチョコレートパズル』を購入。


2~4個のアポロチョコレートをつなげた形のピースを、ケースにぴったりハマるように戻すのが、このパズルの一つの遊び方だ。さっそくやってみたのだが、シンプルなのに意外と難しい! ちょっとイライラしながらも、すっかり夢中になってしまった。

株式会社ハナヤマが企画・製造している、この明治製菓株式会社のお菓子をモチーフにした明治パズルシリーズは、他にも『明治たけのこの里パズル』『明治きのこの山パズル』『明治カールチーズあじパズル』『明治カールうすあじパズル』『明治サイコロキャラメルパズル』など種類も豊富。そもそもこのシリーズを作ったきっかけは何だったのだろう? いろいろ知りたくなり、(株)ハナヤマに問い合わせてみた。

すると、まず企画した経緯について、こんな回答をいただいた。
「昔から『ペントミノ』という、正方形を5つ繋げたような形がベースとなったパズルがありまして、それがチョコレートの形に似ているのではないか、ということで、チョコレートパズルを作ったのが最初のきっかけです。それはもう20年くらい前のことで、当時はあまり売れていなかったのですが、2006年に明治製菓(株)さんにご協力いただき、明治のチョコレートという形で出したところ、ヒットしたんですよね」

さらに、制作にあたって苦労した点について伺ってみると、「もとになっているお菓子の形状に似せつつ、パズルとしても本格的なものにすること」だったという。

それにしても、パッケージからパズルまでとても忠実で、本物そっくり! とってもよくできている。

「見た目を親しみやすくしたので、これまであまりパズルをしなかった方でも、パズルをするきっかけになったのでは」とのことだが、これもおっしゃるとおりだろう。

購入者からの反響については、「パズルは全般的にそうなんですが、このシリーズに関しても、『簡単すぎるからもっと難しくして』という意見と、逆に『難しいから簡単にして』という意見と、両方いただいています」とのこと。

私は完全に後者の方なのだが、苦戦した『アポロチョコパズル』は、解答が900通り以上あるという。それなのに、うまくハマらないなんて!! いや、だからこそ、面白いともいえるのか。


ちなみに、明治パズルシリーズの中で一番人気なのは『明治ミルクチョコレートパズル』だとか。10月末には、『明治ハイミルクチョコレートパズル』も新発売されるというし、これからもこのシリーズに注目していきたい!
(田辺 香)
編集部おすすめ