日に日に寒さが厳しくなる今日この頃。温かいお茶をとてもおいしく感じるこの時期に、ちょっと珍しいお茶を見つけた。
ほうじ茶と、酒粕の珍しい組み合わせは、どこから生まれたのだろう? さっそく発売元の宇治田原製茶場に問い合わせてみることに。すると、「茶師とお客様とのお茶飲み話で、『身体の芯から温まるお茶が飲みたい』という言葉からヒントを得て、身体が温まり、季節感も感じてもらえるようなお茶を作りたい、という想いで商品化しました」とのことだった。
ちなみに、初の試みのなか、つくるのに苦労した点は2つあるそう。
「まず、煎茶、玉露、ほうじ茶など、お茶には様々な種類がありますが、酒粕と、どのお茶を組み合わせたら良いかは、試行錯誤の繰り返しでした。色、香り、風味などを考え、一番組み合わせバランスが良かったのが、ほうじ茶だったんです」
なるほど。そして、2つ目は、「ほうじ茶と酒粕の配合比です。酒粕は“独特の風味”、ほうじ茶は“香ばしい味”、どちらもかなり自分の味を主張するので、両方の個性がうまく出せるような配合比率にするのが大変でした。ちなみに最終的に、1%単位で調整しました」とのこと。
さらに、使用している酒粕は、有名な京都伏見の『黄桜』。酒粕をパウダー加工する際も、風味に注意しながら、温風乾燥の際の温度を20~28度の間で温度調整しているのだとか。とても繊細につくられているのだ。
これまでにない、ちょっと不思議な味わいが楽しめる『酒粕ほうじ茶』。からだがポカポカ温まるので、これからの寒い時期にぴったり。ティーバッグで飲みやすいのもポイントで、お茶が好きな人への手みやげにもおすすめです!
(田辺香)
(株)宇治田原製茶場から、日本で初めて、“ほうじ茶と酒粕をブレンドしたお茶”=『酒粕ほうじ茶』が先日発売されたのだ。
ほうじ茶と、酒粕の珍しい組み合わせは、どこから生まれたのだろう? さっそく発売元の宇治田原製茶場に問い合わせてみることに。すると、「茶師とお客様とのお茶飲み話で、『身体の芯から温まるお茶が飲みたい』という言葉からヒントを得て、身体が温まり、季節感も感じてもらえるようなお茶を作りたい、という想いで商品化しました」とのことだった。
ちなみに、初の試みのなか、つくるのに苦労した点は2つあるそう。
「まず、煎茶、玉露、ほうじ茶など、お茶には様々な種類がありますが、酒粕と、どのお茶を組み合わせたら良いかは、試行錯誤の繰り返しでした。色、香り、風味などを考え、一番組み合わせバランスが良かったのが、ほうじ茶だったんです」
なるほど。そして、2つ目は、「ほうじ茶と酒粕の配合比です。酒粕は“独特の風味”、ほうじ茶は“香ばしい味”、どちらもかなり自分の味を主張するので、両方の個性がうまく出せるような配合比率にするのが大変でした。ちなみに最終的に、1%単位で調整しました」とのこと。
さらに、使用している酒粕は、有名な京都伏見の『黄桜』。酒粕をパウダー加工する際も、風味に注意しながら、温風乾燥の際の温度を20~28度の間で温度調整しているのだとか。とても繊細につくられているのだ。
これまでにない、ちょっと不思議な味わいが楽しめる『酒粕ほうじ茶』。からだがポカポカ温まるので、これからの寒い時期にぴったり。ティーバッグで飲みやすいのもポイントで、お茶が好きな人への手みやげにもおすすめです!
(田辺香)
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