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リアルな“生き物の美しさ”を表現する、蝋人形師の仕事術

どこまで本気かわからないコメントも飛び出すが、飄々と制作を続ける中でも、作業における“自分ルール”があるという。

「作る時には15分以上集中しない。制作にのめり込みすぎずに客観的な視線で、人形を360度からぐるっと見ながらちょっとずつ作っていくんだよ。合間に庭の雑草を抜いたりしてね(笑)。人形を“作ってやろう”という気持ちではなく、自分がとらえたその人物のイメージを信用しすぎないこと。ニュートラルな気持ちで作ったものは、ある意味、本人が表現しようとしていること、していたこと以上のものを伝えることがあると思ってる。人間とは不可解なもの、わかるようでわからないものだから、その人物を上手く表現しきれずに悔しく思うこともある。一から作り直すこともしょっちゅうだよ」

作品の依頼は蝋人形館での展示用などさまざまだが、冒頭に出てきた蝋人形のように個人からの依頼もあるのだという。

「その人個人の人形の場合もあるし、別れたり亡くなった女房や、亡くなった子ども、中には結婚して出て行った娘をモデルに……なんていうケースもある。ほかに変わったところでは、男性や女性の局部だけを何体も作ったことがあるよ。依頼者は金持ちの老人だったんだけど、一体ずつ詳細なイラストを送ってきて、それをもとに作ったんだ。こういった作品が、依頼者が亡くなったり保管しておけなくなって、うちに返されるケースがあってね。ドラマの人形は、昔のミスユニバースだった児島明子をモデルに作ってほしいと頼まれたものだったんだけど、その方が亡くなってからやっぱり戻ってきて、今は写真家の都築響一さんのコレクションになってるよ」

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2013年5月22日のコネタ記事

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