液晶モニターがずいぶん大きく、そして安くなった昨今。トレンドははっきりアスペクト比16:9のワイドタイプの液晶になっているわけだが、それをさらに上回るウルトラワイド(21:9)液晶モニターが出現した。
8月上旬に発売された解像度2560×1080
ドット、29型ウルトラワイド「29EA73-P」(LG)の現物を店頭で確認したが、さすがのド迫力な映像を映し出していた。そもそもこんな横長のオリジナル映像がまだまだ少ないと思われる中、そのデモ映像は想像以上の広さを感じさせるもの。映像の景色に吸い込まれそうだった。気になる店頭価格だが、4万円台後半と、予想以上に安い感じ。
この超横長、何を見るのが最適なのか。
「シネスコサイズ(シネマスコープ) の映画を観るのに最適です。あとは作業用として表計算や音楽編集といったソフトが使いやすいでしょう」(店頭販売員)
なるほど、シネスコサイズで収録されているブルーレイ映画を観るとき、これなら上下に黒い帯が入らずに済む。そして、横幅を生かして長〜い表やグラフ、動画、音楽編集のタイムラインウインドウを閲覧したりするのは確かに便利そう。
その他、横幅を生かして2つのPCにつないで2画面表示できたり、4画面分割表示もできたりする。さらに、ゲームでは2560×1080ドット対応のタイトルを迫力映像で楽しめる。なお、同モニターはエヌ・シー・ジャパン社のゲームタイトル「LineageII」、「The Tower of AION」の推奨モニターとして認定されている。
で実は、筆者のような映画もゲームも音楽編集もやらないユーザーにもメリットがある。それは、縦長表示だ。10月上旬以降発売予定の同じく29型ウルトラワイド液晶「PB298Q」(ASUS)は、何と90度回転して画面が超縦長になる。これにより、縦に長いWEBサイトや文書をスクロールしないでも見られるケースが増えるわけだ。これはネット閲覧、文書作成を生業とするPCユーザーにとって、とても魅力的である。
今後、つぎつぎ新たなモデルが各社から投入されるウルトラワイド液晶だが、果たして普及するものなのか。
「ワイドの派生商品だと思います。やはり主流は依然16:9または16:10のモニターでしょう。ただ、LGさんの今回のモデルはとても安いし、映画好きのユーザーには素晴らしい製品だと思います」(同)
さてさて、あなたなら、つぎに購入するモニター、ワイド、ウルトラワイド、どちらを購入するか。筆者もとても迷っている今日このごろである。
(羽石竜示)
しかし、こんなに横長のモニターにいったいどんなメリットがあるのだろうか。
8月上旬に発売された解像度2560×1080
ドット、29型ウルトラワイド「29EA73-P」(LG)の現物を店頭で確認したが、さすがのド迫力な映像を映し出していた。そもそもこんな横長のオリジナル映像がまだまだ少ないと思われる中、そのデモ映像は想像以上の広さを感じさせるもの。映像の景色に吸い込まれそうだった。気になる店頭価格だが、4万円台後半と、予想以上に安い感じ。
この超横長、何を見るのが最適なのか。
「シネスコサイズ(シネマスコープ) の映画を観るのに最適です。あとは作業用として表計算や音楽編集といったソフトが使いやすいでしょう」(店頭販売員)
なるほど、シネスコサイズで収録されているブルーレイ映画を観るとき、これなら上下に黒い帯が入らずに済む。そして、横幅を生かして長〜い表やグラフ、動画、音楽編集のタイムラインウインドウを閲覧したりするのは確かに便利そう。
その他、横幅を生かして2つのPCにつないで2画面表示できたり、4画面分割表示もできたりする。さらに、ゲームでは2560×1080ドット対応のタイトルを迫力映像で楽しめる。なお、同モニターはエヌ・シー・ジャパン社のゲームタイトル「LineageII」、「The Tower of AION」の推奨モニターとして認定されている。
で実は、筆者のような映画もゲームも音楽編集もやらないユーザーにもメリットがある。それは、縦長表示だ。10月上旬以降発売予定の同じく29型ウルトラワイド液晶「PB298Q」(ASUS)は、何と90度回転して画面が超縦長になる。これにより、縦に長いWEBサイトや文書をスクロールしないでも見られるケースが増えるわけだ。これはネット閲覧、文書作成を生業とするPCユーザーにとって、とても魅力的である。
今後、つぎつぎ新たなモデルが各社から投入されるウルトラワイド液晶だが、果たして普及するものなのか。
「ワイドの派生商品だと思います。やはり主流は依然16:9または16:10のモニターでしょう。ただ、LGさんの今回のモデルはとても安いし、映画好きのユーザーには素晴らしい製品だと思います」(同)
さてさて、あなたなら、つぎに購入するモニター、ワイド、ウルトラワイド、どちらを購入するか。筆者もとても迷っている今日このごろである。
(羽石竜示)
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