そんなわけで今回は、花粉症や鼻炎などのアレルギー症状をケアしながら、リラックスもできるこんな商品を紹介したい。和歌山県原産のミカンの一種で、花粉症をはじめとしたアレルギー症状に緩和効果があると言われる「じゃばら」を使用した「柑橘じゃばら飴」と、じゃばらの果皮を使用した入浴剤「紀の国の湯」である。
「じゃばら」って何?どうして花粉症の緩和効果があるの?

「じゃばら」は和歌山県東牟婁郡北山村で、江戸時代ごろ生まれたミカンの一種。ユズに近い品種で、酸味が強いため加工品に向いており、果汁を使ったジュースやマーマレードなどに加工されている。また、じゃばらには花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を緩和すると言われているフラボノイド成分「ナリルチン」が、他の柑橘類に比べて非常に多く含まれている。果皮には特に多く、その量はなんとカボスの約13倍、ユズの7倍で、近年では高機能性食品素材として注目されている。
香り高いじゃばら果汁を「柑橘じゃばら飴」

「柑橘じゃばら飴」は、和歌山県のエコファーマーに認定された農場で栽培された、こだわりのじゃばらを贅沢に使用したキャンディ。酸味や苦味は控えめで、素材を生かした優しい味わいだ。
お風呂で花粉症対策!じゃばら果皮たっぷりの入浴剤「紀の国の湯」

「紀の国の湯」は、じゃばら果皮の他に、チンピ、ショウガ、ヨモギ葉など7種類の薬用植物成分を配合した自然派の入浴剤。炭酸ナトリウム配合タイプとノーマルタイプの2種類がある。お風呂に入れると、湯気との相乗効果で鼻づまりや気管支の荒れを緩和できる。柑橘のさわやかさと薬草が合わさった、森のような香りも心地よい。お風呂でのリラックスタイム、ナリルチンの効力でつらいアレルギー症状からも開放されよう。1袋30グラム×3包入り。定価700円。
どこで買えるの?
「柑橘じゃばら飴」と「紀の国の湯」は、Amazonなどで購入できる。また、和歌山県内の一部の土産物屋でも取り扱っており、これから販売場所を広げていきたいとのこと。今回紹介した商品の他にも、じゃばらを使用したドリンクや調味料なども販売している。
薬を使わず、身体に優しいアレルギー対策
私自身もアレルギー体質で、季節の変わり目には蕁麻疹や鼻炎が悪化してしまい、薬のお世話になることが多い。だけどできれば薬を使わずに、症状の緩和できたらうれしいものだ。アレルギーに悩んでいる読者の皆さま、ナリルチンのパワーを借りて、春を思いっきり楽しみましょう!
(富下夏美)
※同製品の、花粉症をはじめとしたアレルギー症状の抑制効果には個人差があることをご了承ください。