NHK Eテレ『きょうの料理』が放送開始58年にして、双方向生放送を実施！ 出演は、土井善晴＆後藤繁榮アナウンサーの名コンビだ。初回は9月に放送されて大好評。
前回の様子を後藤アナと振り返ってみた。
――『きょうの料理』の生放送は観ている側も新鮮でした！
「通常の放送では24分30秒で2～3品をじっくりと紹介するのですが、『月刊 きょうの料理』は生放送ですし、いつもとは異なる雰囲気で、テンポの良い番組を目指しました」
――メッセージを紹介しながら進行してみていかがでしたか？
「いやあ～、メッセージがどんどん表示されるのは良いけど、読めない漢字があったらどうしようとヒヤヒヤしてました（笑）」
・オープニングから早くもメッセージが続々と。「後藤さん、気の利いたダジャレをお願いします」という無茶ぶりな内容に「急にダジャレは出んジャラス」と返し、となりで微笑む土井先生。
・食に関するトレンドをお伝えする「つまみ食いNEWS」にて、大人気の「おにぎらず」の考案者で『クッキングパパ』の作者、うえやまとち先生が『きょうの料理』に出演した時の模様を紹介。実は「おにぎらず（別名「ブラックざぶとん」）」は、うえやま先生が約20年前に作品の中で紹介したもの。
・『ウワサのきょうの料理』では、話題になった『20分で晩ごはん』のダイジェストを紹介。なかでも平野レミ先生の傑作『どっかんキャベツのまるごと煮』では『今日はNHKだから大変なの！ 綺麗にやらないと怒られるの！ だから今日は丁寧に、品よく、ゆっくりやりますよ！」と宣言するも、キャベツが大きすぎて蓋が閉まらないわ、ベーコンはむりやりキャベツと鍋の隙間に押し込むわで、レミさん流全開。それでも、煮込んでいくうちにみるみるおいしそうになっていく。まさにレミマジックであった。
・番組は異なるが『視点・論点』に土井先生が出演した時のダイジェストも放送。
・『土井義晴の5分で技あり飯』では『釜揚げめんたいバターめん』を生クッキングで紹介。
・いざ調理に入ったものの、工程があまりにも簡単なため、時間が余りそうな気配。『マツコ・有吉の怒り新党』（テレビ朝日）でも話題となった手洗いをきちんと行い、料理の話をして、後藤さんのダジャレにも対処したものの、それでも時間が余りそう。
・視聴者から「ちりめんじゃこは？」という質問が寄せられ、先生は「ちりめんじゃこは口にあたりますので、しらすの方が柔らかくていいかも」と、とっさに答えていた。他にも質問に答えていたが、これは双方向ならではの展開。
楽しく観ているうちに、30分があっという間に過ぎていく。特に、調理中に視聴者からの質問に先生が即座に答えるところに醍醐味があった。
ところで、後藤さんはNHKのアナウンサーであるため、プライベートなことを「公開」する機会はあまりないが、せっかくなので奥様にまつわる話を紹介。
後藤さんは学生時代に知り合った女性と結婚。入局してまだ2年の頃に結ばれたので、随分と早い時期に結ばれている。初任地は鳥取放送局だった。
「当時、泊まり勤務の時に妻がお弁当を作ってくれてたんです。ある日、お弁当箱の蓋をあけるとご飯の上にテレビ塔にみえるように海苔が並べてあったんです」
――今でいう「キャラ弁」じゃないですか！ 良い話ですね～！
「良い話かなぁ～～？ （照れる）」
ほのぼのとした土井先生と後藤さんがお送りする「生放送 月刊 きょうの料理」。次回の放送は10月3日（土曜）15時30分から16時。
（取材・文／やきそばかおる）
●『生放送 月刊 きょうの料理』サイト
投稿の方法など詳細はこちらで。
待望の第2弾が10月3日土曜15時30分から放送される。Twitterやメールと連動させようという試みで、前回は初めての放送にも関わらずメッセージが大量に寄せられたという。
前回の様子を後藤アナと振り返ってみた。
Eテレ『月刊 生放送 きょうの料理』（10月3日土曜15時半）で土井善晴先生と共演する後藤繁榮アナウンサー。
――『きょうの料理』の生放送は観ている側も新鮮でした！
「通常の放送では24分30秒で2～3品をじっくりと紹介するのですが、『月刊 きょうの料理』は生放送ですし、いつもとは異なる雰囲気で、テンポの良い番組を目指しました」
――メッセージを紹介しながら進行してみていかがでしたか？
「いやあ～、メッセージがどんどん表示されるのは良いけど、読めない漢字があったらどうしようとヒヤヒヤしてました（笑）」
うっかり見逃してしまった方のために前回のポイントを紹介
・オープニングから早くもメッセージが続々と。「後藤さん、気の利いたダジャレをお願いします」という無茶ぶりな内容に「急にダジャレは出んジャラス」と返し、となりで微笑む土井先生。
・食に関するトレンドをお伝えする「つまみ食いNEWS」にて、大人気の「おにぎらず」の考案者で『クッキングパパ』の作者、うえやまとち先生が『きょうの料理』に出演した時の模様を紹介。実は「おにぎらず（別名「ブラックざぶとん」）」は、うえやま先生が約20年前に作品の中で紹介したもの。
作者ご本人がおにぎらずを作っている映像は極めて貴重。
・『ウワサのきょうの料理』では、話題になった『20分で晩ごはん』のダイジェストを紹介。なかでも平野レミ先生の傑作『どっかんキャベツのまるごと煮』では『今日はNHKだから大変なの！ 綺麗にやらないと怒られるの！ だから今日は丁寧に、品よく、ゆっくりやりますよ！」と宣言するも、キャベツが大きすぎて蓋が閉まらないわ、ベーコンはむりやりキャベツと鍋の隙間に押し込むわで、レミさん流全開。それでも、煮込んでいくうちにみるみるおいしそうになっていく。まさにレミマジックであった。
・番組は異なるが『視点・論点』に土井先生が出演した時のダイジェストも放送。
テーマは『家庭料理と旬』。「無理をして作らないこと。できることをやること。家族を思う気持ちで作る過程料理に義務感はありません」と熱弁。こちらもテレビではあまり見られない土井先生の貴重なスーツ姿に、Twitter上のファンは興奮。
・『土井義晴の5分で技あり飯』では『釜揚げめんたいバターめん』を生クッキングで紹介。
調理に入る前に「これはテレビや雑誌では紹介できないレアなものなんです。なぜなら、ビジュアル的に問題があるから」と意味深なことを言う先生。明太子とバターの上に茹でた稲庭うどんを乗せるというものなのだが、出来上がったものは、器にうどんが置いてあるだけにしか見えないという。からめて食べるから味はおいしいことこの上なしなのだが、先生のフリが実に思わせぶりでうまい。
・いざ調理に入ったものの、工程があまりにも簡単なため、時間が余りそうな気配。『マツコ・有吉の怒り新党』（テレビ朝日）でも話題となった手洗いをきちんと行い、料理の話をして、後藤さんのダジャレにも対処したものの、それでも時間が余りそう。
思わず「ちょっとあわてるフリをしましょうか？」と一言。
・視聴者から「ちりめんじゃこは？」という質問が寄せられ、先生は「ちりめんじゃこは口にあたりますので、しらすの方が柔らかくていいかも」と、とっさに答えていた。他にも質問に答えていたが、これは双方向ならではの展開。
楽しく観ているうちに、30分があっという間に過ぎていく。特に、調理中に視聴者からの質問に先生が即座に答えるところに醍醐味があった。
後藤さん、奥様特製の「テレビ塔弁当」に感動
後藤繁榮アナウンサー。岐阜県出身。『きょうの料理』出演歴15年。2005年には「ギャラクシー賞」の個人奨励賞を受賞した。
ところで、後藤さんはNHKのアナウンサーであるため、プライベートなことを「公開」する機会はあまりないが、せっかくなので奥様にまつわる話を紹介。
後藤さんは学生時代に知り合った女性と結婚。入局してまだ2年の頃に結ばれたので、随分と早い時期に結ばれている。初任地は鳥取放送局だった。
「当時、泊まり勤務の時に妻がお弁当を作ってくれてたんです。ある日、お弁当箱の蓋をあけるとご飯の上にテレビ塔にみえるように海苔が並べてあったんです」
――今でいう「キャラ弁」じゃないですか！ 良い話ですね～！
「良い話かなぁ～～？ （照れる）」
ほのぼのとした土井先生と後藤さんがお送りする「生放送 月刊 きょうの料理」。次回の放送は10月3日（土曜）15時30分から16時。
Twitterは@nhk_ryouriで受け付け。番組のホームページからもメッセージをどうぞ。
（取材・文／やきそばかおる）
●『生放送 月刊 きょうの料理』サイト
投稿の方法など詳細はこちらで。
