
「“五感で感じるスイーツ”空間」を謳う同イベント。プレス内覧会が昨日に行われているので、一足先にその世界観を体験してきました。
「チャラン・ポ・ランタン」が、スイーツをテーマにした楽曲を制作
この日のオープニングセレモニーでは、同イベントのテーマソング「Sweet as sugar」を制作し、また現在はドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のオープニングテーマが話題の姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」さんが、「SWEETS BY NAKED」キャストの方々と共にパフォーマンスを行ってくれました!


「いろんなスイーツに映像が投影されてたり、味覚と視覚ができた中で私たちは聴覚なのかなと、音楽で楽しんでいただければと思います」(チャラン・ポ・ランタンの小春さん)
今回制作された楽曲は、会場内の物販コーナー「Sweets Marchais(スイーツマルシェ)」にて流されるとのことです!

そして、同イベントの総合演出を担当した村松亮太郎さんが登場。

「このイベントの一番の魅力は、一つの世界観になってるところなんですね。ここにはここの“時間”が存在していて、サンセットになったり、夜になったり、天気が変わって雨や雪が降ったり、住民がいてお客さんに絡んだり……みたいなことが起こります」(村松さん)

ストリートには、本物のキャンディでできたネオン看板が
では、会場内を順に見ていきましょう。エントランスから歩を進めると、「Welcome candy(ウェルカム キャンディ)」に辿り着きます。

ニューヨークのストリートをイメージしたレンガ調の建物があって、その横に並んでいる小道がこのコンテンツです。お菓子をイメージしたポップなグラフィティが壁面に描かれていました。
あと、このストリートに掲げられてるネオン看板、実は本物のキャンディでできてるんです! しかも毎日先着200名にはキャンディがプレゼントされるとのこと。いきなり、ハートを掴まれてしまいました。
建物の前に立つと、窓からジェリービーンズの雨が
スイーツによってインタラクティブな出来事が起こる街角「Sweets Interaction(スイーツ インタラクション)」も要注目。
3DCGでできたスイーツによって、街角にあるゴミ箱や街灯、建物、電話ボックスが、お客さんの動きに合わせてインタラクティブに変化。例えばベンチに座ると、その人の体にハチミツがダラ~っと垂れていきます。

また、ヨーロッパの街並みをイメージした建物の前に立つと、窓から3DCGのカラフルなジェリービーンズの雨が降ってくる。それだけでなく、このジェリービーンズはお客さんの形や動きに合わせて飛び跳ねます!

そして注目は、この街灯。

なんと本物のハチミツが満タン状態で中に入ってるんです。街灯は会場内に数本あり、それぞれの街灯にはすべて原産地が異なるハチミツが入っているそう。よく見ると、それぞれ色が明確に違います。

中には蜂が飛んでおり、蜜をここに集めてくれているというテイだそう。ハチミツがとろっと垂れているように見える映像演出と融合しています。
本物チョコレートでコーティングされたマンホールと、本物ブラウニーでつくられた石畳
会場の中央にあるのは、本物のチョコレートでコーティングされているマンホール「Sweets Time(スイーツタイム)」。このマンホールから溢れ出す様々なスイーツによって街並みがどんどん変化していく様子を表現した、世界観の中心となるメインオブジェです。

モチーフはパリのエッフェル塔で、この世界の時間軸である時計や、スイーツが溢れ出しているようなプロジェクションマッピングが360度投影されます。
ニューヨークの街角にある石畳のストリートをイメージし、「cote cour」の本物ブラウニーと造作でつくられた「NY-ST.ブラウニー(ニューヨークストリート ブラウニー)」からはすこぶる甘い香りがしました!

自分に似合うチョコレートの指輪をつくってくれる仕立て屋さん
「Chocolate Tailor(チョコレート テイラー)」は、自分に似合うチョコレートを仕立ててくれる“チョコレートの仕立て屋さん”。


試着室に入って鏡の前に立つと、鏡の向こうに妖精が現れます。そして、お客さんの雰囲気だったりお洋服に合わせてチョコレートを選んでくれるんです。

結果、そのお客さんに合った「HUGO&VICTOR(ユーゴ・アンド・ヴィクトール)」のチョコレートが仕立てられる体験を楽しむことができます!

試着室から出ると、あなた専用のチョコレートを指輪の形でプレゼントしてくれる。指につけて楽しんでもいいし、その場で食べちゃってもいい。ちなみに、記者がプレゼントされたのは「スフェール ショコラ」でした。

一方、別の女性客は「新スフェール ライム」がプレゼントされたようです。

本当に、それぞれのお客さんに合わせて仕立ててくれた!
“アイスクリームのお花屋さん”で、アイスのお花が歌い出す
「Ice cream Florist(アイスクリーム フローリスト)」は、パリの路地にあるお店をイメージした“アイスクリームのお花屋さん”。

「Ben&Jerry’s」のアイスクリームが並ぶショーケースを覗き込むと、本物のアイスクリームにプロジェクションマッピングを投影した色とりどりのお花を見て楽しむことができます。

アイスクリームの中から好きなフレーバーを選び、華やかなお花に囲まれた空間でアイスクリームを食べることができます。


用意されているアイスクリームは、「バニラ」「ストロベアリー」「サティスファイ・マイ・ボウル」の3種類。「ストロベアリー」と「サティスファイ・マイ・ボウル」は日本で今ここでしか食べることのできないフレーバーだそうです。記者は「サティスファイ・マイ・ボウル」をいただきました!
また、テーブル上のアイススタンドにアイスを置くと、アイスクリームがお花のように見えるマッピングが投影され、お花が歌い始めます。

カップケーキの火山が焦げ、惑星は本物のチョコレート
「Sweets Universe(スイーツ ユニバース)」は、スイーツでできた宇宙の世界。

宇宙空間の中央には太陽のオブジェがあり、雲のうちわで風を送り込むとメラメラと燃え始めます。すると、カップケーキの火山が焦げ始め、スイーツの宇宙空間に変化をもたらします。
また、ここは本物のスイーツが一番多く使用されているエリアでもある。例えば惑星・隕石は、実は「Chocolat Boutique du ROYAL L’eclat」のチョコレートです。

火山は「MAGNOLIA BAKERY」のカップケーキとデコレーションケーキだし、星雲は「KuKuRuZa Popcorn」のポップコーンです。

ここには、宇宙をスイーツで表した甘く未知な世界が広がっていました。
“スイーツの街”に迷い込んでしまった
ニューヨークのクリスマスイルミネーションをイメージした物販コーナー「Sweets Marchais」には、スイーツをモチーフにした様々なグッズが並んでいます。

マスキングテープやクリアファイル、グリーティングカードなどのオリジナルグッズや、クリスマスシーズンにぴったりの様々な商品を展開されています。

……と、駆け足で紹介してきた「SWEETS by NAKED」。小さい頃に憧れた“お菓子の街”に迷い込んだかのような体験ができるスイートな世界観でした。
(寺西ジャジューカ)